山あいの聖地
7日の1日巡礼についてはやはり書いてみたい。午前中7,000人もの信者が首をはねられたというチョルトゥサン(切頭山)、午後はカトリック発祥の地チョンジナムへ。
先ずはチョルトゥサン。巡礼者たちのミサが終わるのを待つ間に博物館と十字架の道行き。3人はなんと祈祷書も待たずに道行のお祈りを完全暗唱。四旬節だけお祈りしているのではないのは明白。帰りしな、堅信を受ける人たちのためのロザリオ購入。紐で編んだ立派なものが8,000ウォン(650円?)と安い。韓国カトリック発祥の地でのミサは快諾をえたとのこと。同じカトリック発祥の地でミサが出来るのはうれしい。晴れ晴れとした気持ちでお昼に向かった。
レストラン到着前に12:00。運転のレジナさんがすかさずお告げの祈り。はじかれたように他の二人が応じた。信仰が生活になっていると感じた。フィリポさんと友だち3人も加わって賑やかなお昼になった。生きたカニを醤油につけて作るという珍しいカニ料理は珍味。
三人と別れていよいよ発祥の地へ。2時間弱で到着。1989年の聖体大会以来となるので22年ぶりということになる。かなり山深いところにあるので涼しい。当時は、駐車場から草むした細い畑道を15分ほど歩いた記憶がある。巡礼者たちは今も駐車場から歩くことになっているようだったが昔の道の横に広いまっすぐに伸びたコンクリートの道が出来ていた。
先ずは駐車場横のお御堂でミサ。四人だけでひっそり、と思っていたらいつの間にか20名ほどが加わった。朗読は韓国語、お祈りは日本語、応答は韓国語。3名とも日本での生活の経験があるので全くスムーズ。アグネスさんが説教の通訳も。「小教区でのミサよりもよかった」そうだ。
ミサ後1770年代からカトリックの研究を始めた学者たちが眠るお墓へ。洗礼を受けた人は必ず一度は訪れることになっているとか。案内の神父さんが熱を込めて話されたのは、自分たちで求めた信仰だからしっかりした基礎があり、それが韓国教会発展の原動力になっているとのこと。
4:30、こぎれいな別荘が並ぶ山あいの聖地を離れ岐路に着いた。
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