希望に終わりを
「三流の経営者は財を残し、二流の経営者は企業を残し、一流の経営者は人を残す。」脈絡はないが、昨夜の若者たちを見ていて物の本で読んだ名言が思い起こされた。
夕食後の光の集いは「テゼの祈り」そのもの。大きな祭壇と床に置かれた数十個のローソクを前に聞きなれたテゼの短い独特な賛歌がギターの演奏と共に何度も繰り返される。やがてえもいわれぬ安らぎが全身を包む。そんな中にいつまでも身を任せていたい気持ちに駆られた。その後の聖堂での教会の祈りによる晩の祈りはそれなりに感動したが光の集いで十分だった。
10:00をかなり過ぎてから始まった懇親会の時間設定はオジサンには遅すぎるがそれでも就寝は1:30。フォンダシオ(マニラにある青年リーダー養成所)のスポークスマンを自認しながら寄ってきた若者たちにマニラ行きを熱くすすめると思いのほか興味津津(しんしん)。自分と出会い、キリストと出会い、そして教会の使命と出会って同世代の中への派遣を自らの使命と理解する若者が各地に誕生する。想像するだに教会の未来は明るい。
懇親会前になされたインフォメーションの時間に次回の開催地は札幌との発表がなされた。期日は10月9-10日。テーマは「ここにいる」。参加教区からの活動アピールの持ち時間は3分だったが、トリを務めた札幌は特別枠で魅力満載の6分。終了時には早くも「行きターイ!」コール。こうして精力的に年2回もこなす若者たちのエネルギーは生きた教会の頼もしい力だ。「若者がいない」とはもう言わせない!思わず力んでしまう。「若者が頑張っていて活気がある」教会も確かにあるとは思うが、そうした点の活気がいわば面の活気となって日本の教会の活気となっていない現実がもどかしい。彼らの責任ではないとは思うが。
それにしても「30代の集まり」が紹介されたのは興味深かった。「ヤングアダルトを何歳までにするか」との問いをしたかったのはボクだけではなくて、むしろご本人たちだったのだと知って少し安心した。アラフォーとまではいかなとしても熟年青年たちが独自のミッションに気づきつつあるのは希望だ。札幌の若者たちには福岡での「感謝」を進化あるいは深化させるプログラムを期待したい。ともあれ、希望や期待ばかりの青少年司牧に早く終わりを告げたいとも思う。
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