現在の場所: ホーム それでも!Blog 幻の2年間
« 2014June »
Su Mo Tu We Th Fr Sa
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
最近のエントリ
ペトロパウロ休日 koriyama 2014年06月29日
有難うシスターたち koriyama 2014年06月27日
大分教区司祭研修会 koriyama 2014年06月26日
32年ぶり班制度 koriyama 2014年06月24日
梅雨の晴れ間に koriyama 2014年06月19日
最近のコメント
お忙しい中で、ご返事ありがとうございます Y教区で求道中の鹿大OB 2014年06月27日
Re:32年ぶり班制度 koriyama 2014年06月26日
Re:ヤンバルの森 koriyama 2014年06月26日
Re:32年ぶり班制度 Anonymous User 2014年06月24日
訂正 Josephology 2014年06月13日
このBlogについて
☆神に仕える身でありながら、カミガミ(紙々)の要らない世界を標榜する人間の一人として、電子メディアに自分の思いを綴ることは大きな喜びです☆本を書かない代わりにここでいろんなことを書いてみたい。
 
編集操作

幻の2年間

作成者 admin投稿日 2013年10月08日 23時10分 最終変更日時 2013年10月08日 23時10分
ブイジュ神父様

フランス巡礼以来、ブイジュ神父様についてのアヤフヤな知識が気になりだした。改めて、奄美100年誌をひも解いてみた。神父様の来島が1899年であることは、先に調べてわかっていたが、

実は、神父様のフルネームが、ブイジュ・ヘンリー・レオン MEP。エネルシャトーの墓地には、ブイジュ家と刻まれていたので、ヘンリー・レオン・ブイジュが正式な表記かも知れない。MEPはパリ外国宣教会のフランス語表記。

ところで、わが故郷瀬留、当時は瀬花留部(せけるべ)、に宣教が開始されたのは、1894年。幻燈機を使ってカトリックの教えが宣べられたというから驚いた。幻燈にも驚いたが、何よりも、わが村にも、明治27年に電気があったことに驚いた。ランプ生活ではなかったのだ。初めて知ることで、今度は、いつごろ村に電気が来たのか調べたくなった。

ともあれ、その5年後にブイジュ神父様が来られたのだが、1901年には徳之島での宣教に派遣され、「面縄(おもなわ)勤務」とあるが、翌年7月には、最初の来島者フェリエ神父様とブイジュ神父様が徳之島へ渡る、とあるので、定住ではなかったらしい。10月には徳之島を引き上げ、名瀬から巡回することになったという。そして、1903年、ブイジュ神父様は、徳之島での宣教を断念されて瀬留に赴任された。

数年前、地元の主任司祭に聞いたことだが、島の人々は熱しやすく冷めやすい性格のため、当初大変な歓迎を受けたが、期待を裏切られる形になったらしい。しかし、戦後の宣教によって、徳之島には500人余りの信者が誕生し、九つの巡回教会もできた。87歳の終身助祭も健在。熱い信者は多い。

一方、奄美ではみるみる宣教の実りは上がり、翌年の6月、瀬留では27名が洗礼を受けたという。

それはともかく、今日確かめたかったのは、瀬留で宣教された正確な期間だ。神父様の命日が1922年7月12日ということなので、1903年から定住されたとなると19年ということになる。フランスでも、「21年間も私の村で宣教されました」と紹介したものの、何かの記事で読んだだけで、実際、宣教師たちが記した年譜にあたってないので不安ではあったが…。

それにしても、二年間の違いはどうして?幻の2年間。次の課題。

 ※Facebookユーザーはコメント欄への書き込みもできますので、ご利用ください。


【お知らせ&お願い】 サーバーの制御で最新号が表示されないことが時々あります。
最新号でないかもと思われる場合は、それでもBlog!最新号の表示をクリックしてください。
ロケーションバーのURLの末尾に/(半角のスラッシュ)を挿入後クリックすることでも同様の効果があります。

【お勧めです】臨床パストラル教育研究センター

カテゴリ
AB型的発想? AB型的発想?
トラックバック用URL:
http://sdemo.net/pken/Blog/5e7b306e25e749593/tbping
コメントを追加

下のフォームに記入してコメントを追加できます。平文テキスト形式。

(必須)
(必須)
(必須)
(必須)

This helps us prevent automated spamming.
Captcha Image

Powered by Plone CMS, the Open Source Content Management System

このサイトは次の標準に準拠しています: