司教総会恒例の三日目はバチカン大使との夕食会。その前の恒例の司教勉強会は沖縄問題。お隣ご近所の奄美の人間であるボクにとっても近くて遠い問題。

しかし、那覇教区の司教さんも奄美出身とはいえ心はすっかりウチナンチュウ。オキナワの思いを代弁するメッセージは日本中にインパクトを与えたらしい。そして、日本カトリック司教協議会公認の正義と平和を考える会通称「正平協」をも動かすほどの衝撃的メッセージだったらしい。

しかし、今日の司教さんのメッセージを聞きながら思った。あのアラブの国々が一人の何気ない発信でムバラクを追い出すのに成功した例を見るとき、沖縄からの発信がいまいち弱い。「沖縄に基地はいらない！」というメッセージをフェススブックにトゥイッターを駆使してどうして発信しないのか。沖縄出身者は東京大阪にごまんといるのでは？そんな人々を動員して東京大阪でデモを展開できるのではないか。と思うのだが。

今日の勉強会では「沖縄の人はみんな基地反対」というけれども選挙の結果をみれば必ずしもそうではない。そんな反論にどう答えるのか。お隣のことなのだがいまいちどうすればいいのか、というかどう対応すればいいのかよく分からない。「僕等ははそうすればいいんですか？」「いや、こうして学習会に訪れたり、話を聞いてくださるだけでもいいのです。」そんなやり取りをしたのはいつだったか。

今夜はバチカン大使を招いての夕食会。9:00も過ぎたところで二次会。沖縄の教さんに絡んでこようかな。