悲喜こもごも
留守の間に事態は進展していた。いい意味でも悪い意味でも。先ず前者。空港に迎えに来てくれた真ちゃんが車の中で思い出したように言った。「木村神父さんからメールがあって
今日退院するらしいです。」「エーッ!奇跡だ!」本人は、「マリア(上映中の映画)を見に行きたい」といっているらしい。「エーッ!全くどういうことだ。三度も死にかけたというのに!これは、ビッグニュースだ。退院祝いをしなくちゃー。だが、待てよ、お祝いで疲れて再発ということになったら実も蓋もない。やめようやめよう。」信じがたいことだっただけに、自分でも可笑しいほど饒舌になってしまった。「それにしてもこれは毎日、アルバロ司教様(オプスデイ総長。列福運動中)に執り成しの祈りを捧げていたからに違いない。知らせてあげなくちゃ。」「ボクはレオ七右衛門に祈っていますが・・・。」中野神父さんにも軍配。今度は再発防止のために願わなくちゃ。
今朝は2時半から目が冴えて4時起床。一連のお祈りを済ませて5時前にミサ。階段を下りると軒下に二人の男が段ボールの上に大の字。ミサを始めて間もなく二人の声。酔っぱらい?それともホームレス?いずれにしろ、この寒さの中の不死身に感動。
メールを開けて驚いた。「今朝2:40有馬神父帰天」丁度トイレに立ったとき。運転が好きで、「ドイツではアウトバーンを飛ばしてきた」とあの無邪気な笑顔で喜ばれたのが忘れられない。90歳?明日は葬儀ミサに行こう。入院されたとは聞いていたが、この寒さがこたえたのかも知れない。
昼前のメール。今度はMEの仲間の入田さんの訃報。10月29日に洗礼をお受けになったばかり。「手術を受けられ、成功」との事だったのにやはり寒さのせい?明日あわせてお祈りしよう。80歳を超してのME参加にもかかわらず、三日ともクリアされ、しかも受洗の決意がおまけについてみんな大喜び。洗礼の時にもボクを除いて全員が駆けつけるという喜びようだったのに。
こうして、現実の前に悲喜こもごもの毎日が始まった。あ、そうか、悲喜なので悲を最初に書くべきだったかな。
久し振りのランに快汗。
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