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愛に包まれて

作成者 admin投稿日 2009年03月29日 20時48分 最終変更日時 2009年03月29日 20時48分
のびのびサンデー

桜とタコヤキ

「かなしい」幼稚園児のナオ君(ダッタカナ)が一人だけ小さな声で返事した。

今朝8:30の愛の聖母園でのみことばの祭儀で読んだ聖書はルカ15章の放蕩息子の話。辛い体験の子供たちがどんなふうに聞いてくれるか不安もあったのだが・・・。「弟が家からいなくなってお父さんは?」「かなしい」と答えたナオ君。あの長いたとえ話とボクの話を一生懸命聞いて理解したとすればスゴイ。もしかして、あの聡明さで「ボクのお父さんはボクがいなくなって『かなしい』のかもしれない」と思ったのではないかと胸が痛んだ。

いや、おそらく他の子供たちも自分の父親のことを思い出していたのではないだろうか。お父さんは毎日お祈りしながら待っていた。神様はみんなのお父さんだからみんなのためいつもお祈りしてくれている。いつも祈ってくれるお父さんである神さま、と言いたかったのだが。やっぱりザアカイさんにすればよかった?終わりの祝福で頭に置く手に思わず力が入った。強く生きて欲しい!

案内してもらった築40年という寮は手入れがほどこされ古さを感じない。一室に4-6人の子供たちが寝起きを共にしている。各寮には食堂があり、住み込みの指導員もいて、一つの家族の雰囲気をかもしている。

一キロほど離れたひまわり寮は一般住宅を借り上げ、やはり住み込みの指導員と5人の子供たちが住んでいる。子供たちは「お母さん」と呼んでいた。地域とのかかわりも深くお父さん(通いの指導員)は町内会の会議に出席のため不在だった。「子供たちは近くのスーパーにお使いに行くこともあり、大勢でいたときと違ってここでの毎日は生活感に溢れている」とお母さんは実感している。

部屋でパズルに興じる子供外遊びに夢中な子供とそれぞれの日曜日を楽しんでいた。指導員のお父さんやお母さんたちも穏やかで、それにどの子もゆったりと落ち着いていて辛い過去を感じさせないのは「愛の聖母園」にふさわしく、教会の施設としても誇らしく嬉しかった。11時過ぎさわやかな気分で門を出た。「じいっチャン、バイバイ」写真を撮って立ち去る後ろから元気のいい挨拶が飛んできた。「バイバイ」すかさず返事をしたものの内心ガクッ!子供の目は鋭くストレート。仮面をはがされた思い?

夕方のウォーキングはお花見コース。昨日は場所取りのブルーシートだけが寂しく雨に打たれていたが、今日は小雨ボツボツでもまあまあの人出。中には橋の下の河川敷でシートを広げる文字通りの花より団子族も。「鹿児島の神学生になれるように一日100連ものロザリオを唱えた」47歳のフランシスコさんのことを思いながら口が疲れるほどロザリオができた。ロザリオ・ウォーキングと命名。

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