改革の始まり?
教皇フランシスコは、去る21日、各国に派遣されている大使を前に、飾らない言葉で、話しかけた。「あなたがたは遊牧民みたいなものだ。3、4年おきに大陸から大陸へ、国から国へ、また、しばしば大きく違う状況下にある教会の現実から他の現実へと場所を変えていくからです。
それは、持ちのものだけでなく、友人や絆を剥ぎ取られる辛さを伴うものです。しかも、いつも一からやり直しなわけで、容易なことではありません。」
教皇は、また、モンティニ司教の言葉を引用しながら、教皇大使は「キリストを運ぶ者だという自覚をしっかり持っている人である」ことを想起させた。つまり、「この世の善や見通しというものは結局失望に終わるものであって、決して満足のいくものではありません。主だけが失望することのない善なのです。」
神学生への講話を聞いているようでもあるが、教皇大使といえども人の子。初心に帰って欲しいという教皇の願いに違いない。教皇は更に続ける。
「私たちは羊飼いなのです。このことを決して忘れてはいけません。親愛なる大使の皆さん、みなさんはキリストを現存させるものです。牧者として祭司的に現存させるのです。なにごとも深い愛をもってなしてください。たとえ、世の中でそれなりの立場にある人や同僚に対しても、です。いつでも、どんなことにしろ、よいことを探すようにしてください。そして、教会とひとりひとりの良いところを探すようにしてください。」教皇は最後に、司教を選ぶときは「人々に近い牧者であることを心に止めて欲しい」と結んだ。(25日配信のUVANEWSより私訳/意訳、誤訳もゴメン)。
ともあれ、教会改革始まりの予感。今日、屋上菜園の収穫。教皇フランシスコの教会改革も実って欲しい。
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