教会は生きる支え
少なくとも26年前のボクは支えになって上げられなかった。日曜日の夕方7:00のミサに行こうとしたそのとき電話が鳴った
「死にたいのです。」言葉を失った。どぎまぎしながら対応したものの結局ミサを優先した。というよりもミサを待っている人々を優先した。もっと言えば、ミサに来る元気な人たちを優先して電話の向こうで苦しんでいる女子高校生を後回しにした。もちろん彼女からの電話は二度と来ることはなかった。
翌日から朝刊の三面記事を毎日のようにチェックした。それらしい記事はなかったものの新聞に載らない場合もあると聞いてなお心が沈んだ。信者たちに「相談電話をはじめよう」と持ちかけたのはそのためだった。誰もがアイデアには賛成でも二の足を踏んだ。「それなら一人ででも始めたい!」主任司祭に「無責任なことをはじめてはいけない」と諭されて断念した。
そして、転勤先で「鹿児島教区での相談電話開設」を正式に持ちかけられたのは確か1年後だったと思う。二つ返事で応じたのは言うまでもない。鹿児島いのちの電話も始まってなかった頃だ。それから2年ほどの準備期間を経て始まったのが鹿児島きぼうの電話。
つい昔のことが蘇り「教会が生きる支えになるために」という副題が胸に刺さった。各小教区にも届いているはずだからみんなに読んでもらいたい。そうでない場合は下記に連絡したらいいと思う。
03-5632-4439 03-5632-4464(ファックス) cjnsw@caritas.jp
今日から師走。どんなことに直面しようとも「それでも!」と生きて欲しい。そう祈るばかりだ。
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