歩いて祈った7大バジリカ
28日の特筆すべきこと二題。先ずは、今回の最大のミッションは一義的にはネメシュ神父さんのお見舞いだとしても、
ボクにとってそれと同じほどの重みを持ったのがイエズス会総長ニコラス神父さんとの面会。夏休みで無理らしいということだったが平林神父さんの計らいでほんの数分だったが実現!ジェズ教会との姉妹盟約の趣意書とザビエル様のご像を手渡すことができた。趣意書の内容についても口頭でしっかり伝えることができた。あきらめていただけに最高に嬉しい。
もう一つは夕方6:30のミサの後で主任司祭との面会も実現したこと。同じ趣旨のことをやはり平林神父さんにイタリア語で伝えてもらい、レオ七右衛門のご像もお上げした。「自分の家だと思っていつでも泊まりに来て下さい」との極めて友好的応対。考えるに、ここまで来たら、こちらで姉妹盟約書と合わせて相互の細かな申し合わせ事項を作成して「いかがでしょうか」とやれば「結構です」といきそうな雰囲気だ。帰ったら早速取り掛かることにしよう。午後の自由時間に三宅さんと久しぶりの再会。すっかりご馳走になってしまった。
29日は一日中巡礼指定7大バジリカを中心に巡礼。先ずは聖パウロ大聖堂。2ユーロで入った庭園の出口通路の展示室に安置された聖体顕示台の前で思わず足が止まった。見慣れた顕示台は無装飾。しかし、ここに安置されていたのはいわゆる満艦飾。聖画に覆い尽くされたお御堂はあまり好きではない。家畜小屋という最貧の場所で誕生された主の神秘がかき消されるようで違和感があるからだ。家畜小屋と大バジリカ。いまだに消化できないが、しかし、この顕示台にはこれまでにない感動を覚えた。「主の尊い御体を安置する容器はできるだけきれいに飾りたい」という作者の素朴な気持ちがストレートに伝わってきたからだ。
スカラ・サンタ教会では中央階段をロザリオを繰りながら膝で上がった。ヒザが壊れそうに痛かった。そのうちザビエルでもザビエル様の聖遺物に至る「ヒザで上がる階段」を設置したいと思っている。先ず自分で試したかったのだ。
一つ一つの教会での感想を述べるときりがない。最後を飾るにふさわしい充実した巡礼だった。11:00就寝。
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久しぶりです。31日に帰国しました。インターネットができなくて今日コメント読みました。ローマは27-30までの3泊4日でした。アップした日にちは帰国してから合わせたものです。3日は骨休みしていました。そちらはもう涼しくなっていることでしょう。生活は如何ですか?10月25日はまぞっき神父さん一行が来ますが今年も会うことができません。