牧者を地で行く
久しぶりにUCANEWSを開いたら、しばらく滞っていた配信が再開されたようで最新号が昨日になっていた。教皇が話題にならない日はないらしく、
トップに表れたのが子羊を肩に乗せた教皇の写真。タイトルも、“教皇フランシスコ、善き牧者の役回り完璧に“。6日、ご公現の日にローマ郊外の小教区を訪問したときのもの。
小教区の信徒たちが演じる降誕劇に合わせてなされたもので、これまでにとられた写真の中で思わず破顔一笑、人々の心を和ませずにはおかないもっとも愛らしい写真の一つに加えられることになった。
それにしても、羊を肩に担いだ教皇は前代未聞?それとも、初代のペトロ以来二人目?
教皇はかねて、司祭として働く時の牧者らしいかかわりの重要さを強調しておられた。つまり、司祭は傷つきやすい人々の側にいなければならないこと、羊の臭いを嗅ぎながら生きていく牧者でなければならないとも言われたことがある。肩の上で子羊も、”その通り“と言っているかのよう。
ちなみに、信者にとって子羊と言えば、他でもない、神の子羊のことであり、ヨハネ1章29節「その翌日、ヨハネは、自分の方へイエスが来られるのを見て言った。『見よ、世の罪を取り除く神の子羊だ。』」から来ている。
子羊と言えば、もう一つ思い浮かぶのがイザヤ11章6節だ。「狼は子羊と共に宿り、豹は子山羊と共に伏す。…」平和の王の到来を予告する印象深いところ。混乱期にあっても神からの平和を確信できるイザヤの高邁さはすべての人々を和ませる教皇フランシスコと重なる。
教皇は、間違いなく現代の預言者。
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