ME的黙想会の提案
11-13日、ME養成プログラムin Tokyo。カップル7、1配偶者、そして司祭3。それに、初日には大神学校で学ぶ8人の若き哲学生たちも。未来の司祭にMEを体験してもらいたくて案内したところ、ホントに来てくれた!日本ME史上初。
「ボクの跡継ぎになって欲しい!」と嘆願したのは言うまでもない。テーマはもちろん、今年のアジア会議のテーマ。
信仰と愛のうちに輝く共同体になる、と聞けば、夫婦たちだけでなく、全ての主任司祭たちが、思わず身を乗り出したくなるに違いない。ゴタゴタの絶えない?小教区にとっては喫緊の課題だと思われるからだ。
何よりも、MEがこうした課題と取り組むこと自体画期的ではないか。自画自賛になるかもしれないが、MEのカリスマ性がここにある。時代の波に飲み込まれて埋没することなく、消えそうで消えないのが日本のMEだ。
このプログラムは、単にMEの共同体の活性化のためだけでなく、小教区でも実施する価値がある。きっと、新しいチャレンジになるに違いない。「夫婦と司祭による四旬節黙想会」を提案したい。目からウロコのかつてない回心の恵みに歓喜するに違いない。そんな名案に酔っていると、
「私は縁あって皆様のお供をさせていただくことになりました機長の000です。…180名のお客様と3名の赤ちゃんが同乗しておられます。…。」突然の操縦室からのアナウンスに驚いた。初めて耳にする、いかにも日本的な挨拶だったからだ。「縁あって…。」なるほど、そう言われてみればそうだが、少し大袈裟な感じがしないでもない。搭乗者の1人として、悪い気持ちはしないが…。しばらくして、また。「再びご案内いたします。…シートベルト着用のランプを点灯させていただきます。」ここまで来ると、少しうるさく感じて「ドーゾー。」それにしても、ここまで丁寧になったのはどうして?もしかして、オリンピックに向けてのお・も・て・な・し?
どうでもいいことなので、MEに話を戻そう、と思ってハッと気がついた。数が気になるのは航空会社だけでなく、MEこそ数には憧れにも似た感情があることを忘れていた。いやいや、数ではない。ホント。「母が残した小さな真珠の指輪を手にしているような嬉しく誇らしい」思いこそ日本のME。
そんな夫婦たちとの3日間。ボクが最もボクらしく生きられた日々だった。
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