昨日14日は二つの記念すべきことがあった。一つは、小聖堂に御聖体が安置されたこと。

聖体ランプの柔らかな光を見ると久しぶりの友人と再会したような喜びが沸いてきた。まさに画龍点睛だ。聖堂は聖体を安置するから聖なる場所なのではなく、ミサを捧げるから聖なる場所。そうだとは思うのだがやはり聖体のないお御堂はホールのような感じがするのは古典的信仰だから？

ともあれ、教会の祈りも聖体の前でできるのは嬉しい。今朝の朝礼で事務局長も喜びの一声。「本部棟に御聖体が安置されました。もうそれだけでいい。」「小聖堂、と称しながら御聖体がないとは！？」彼の思いがけないことばを、少し大げさに感じたのだがそんな風に感じていたのかもしれない。

もう一つの記念すべきことは3聖職者と1神学生の4人で吉野公園にパスでピクニックに行ったことだ。会期が先月18日から5月22日までという“花かごしま2011“を見に行ったのだ。どうやら花篭にかけているようだった。自家用車の乗り入れを全面禁止。市内各地の広場から無料のシャトルバスが用意されていた。自家用車の人は所定の広場まで行き、車を置いてバスに乗り換えるという手法。県と市、それに都市緑化基金という初めて聞く名の財団法人が主催だという。

ところで、珍しいイベントを見に行ったことではなく、聖職者3名が衆議一決、神学生を誘ってピクニック気分を満喫した、そのことが記念すべきことなのだ。成り行きで「時々こんなことしよう」とおまけもついた。そんな遊び心にもう一つのおまけが。応接室に掛けられた5点の絵画

を二階会議室と廊下の壁に移動することを思いついたのだ。今日の夕方、画材屋で専用のフックを購入し、早速移動設置。殺風景な空間がまるで違う雰囲気に。5月の会議で司祭たちがどんな反応をするか楽しみだ。