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白砂青松は哀しく

作成者 admin投稿日 2010年04月07日 23時00分 最終変更日時 2010年04月09日 17時50分
開発の名の・・・

11:40分天文館発鹿屋行き直行バス初乗車。鮮やかなブルーを基調としたボディーペインティング?は大胆で目を引く。

車内も従来のバスとはどこか違う。53席。フェリーでも乗ったままOK。シートのリクライニングも快適でうとうとしているうちにいつの間にか着いた。20分の待ち合わせで志布志行きに。「大隅交通ネットワーク」というだけあってバスとバスの接続はどこに行くにもバッチリ。で、明日の鹿屋ー大根占ーフェリーで指宿というコースに。なかなか良くできている。しかし、行き届いたサービスの割には利用者が少なく気の毒。30分も行ったところで7,8人の乗客はボク一人に。目的地手前で一人乗車という具合だ。3:00前に教会着。

かつての我が家の気安さで、呼び鈴を押すこともなく勝手にチェックイン?を済まして二階の客室へ。食堂で主任司祭からエスプレッソのサービスをうけ、4:00早速緑地ランへ。久しぶりの芝生はふんわりして心地いい。緑地を抜けると巨大な港の建設中。広い歩道を持った1キロあまりの取り付け道路が延びていた。かつて愛犬モクと戯れた白砂の海岸はもうなかった。松原と道路の間には広大な芝生の広場。それはまるで壊した海岸への償いのように見えた。それにしてもどうしてここまで開発の名の下に惜しげもなく自然を破壊するのか。すでに1万トンのフェリーが接岸する大きな港があるというのに。そういう自分も緑地ランを楽しんでいるのだから言う資格はないか。ともあれジムを出て外気に当たりながらの10キロは久しぶりで満足。

久しぶりといえば、先生たちと出かけたのんき屋の豚足と地酒にも久々の舌鼓。司祭館での二次会はやはり司祭同士の話題。10:30就寝。

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