目線が問題
マニラからシスター来訪。二年ぶりの再会。気がかりな留学生の消息もかなり詳しく知ることができた。
言葉で苦労しているのは日本人の悲しさだとしてもいずれ時間が解決してくれる。なによりも、くたびれてしまわないかが心配だ。「それは大丈夫!」何よりも嬉しかったのは「みんなから愛されている」こと。アジアの人々との絆を深めたくて送ったのも目的の一つだから喜ばしい限りだ。あんまり好きになって「日本で働きたくない」と居座った司祭もいると聞いたことがあるが・・・。それはそれで意味があるとは思う。
対談の中で最も課題として突きつけられたのはフィリピン人共同体の司牧。司祭一人で飛び回っているのを見るのは忍びない。何よりも、とくに母親と子供たちに何とか養理教育をしないとこのままでは日本の教会と同じことになる。母親一代限りの熱心さで終わってもらってはもったいない。召しだしの可能性だってあるのだから・・・。どこかに下心もあって少し不純なのだが、あの人たちの熱心さは日本の教会の力になってくれるに違いないという期待は大きい。だから、もう一人司祭を何とかならないものか。思案するばかりで進展のない現状を打開するための筋道を彼女に示してもらったように思った。
「どうしたらいいかではなくて、どうして欲しいかを聞いてみたらどうですか。」なるほど!「何をして欲しいのか」(マタイ20.32)。目の見えない人に向かって、それでも主が本人に聞かれたことに感動したはずなのに一番大事なことに気がつかなかったとは!高慢なというか独りよがりの目線にメアクルパ(我が過ち)だ。こうなると担当司祭だけに丸投げするのではなく、教区として積極的に共同体との対話を推進して一緒に考える場を作る必要があるなあ。ウン!是非始めなきゃ!
目の前に差し出された新聞の山。連日のトップ記事は8月に亡くなったコラソン・アキノ元大統領の通夜から葬儀にいたる模様。カラー写真入りで大々的に報道されていた。クリーンで祈りの人。民衆はクリーンな政治を渇望している。来年の選挙に向けて人々は彼女の長男を大統領候補に推している。まるで80年代のピープルパワーが蘇ったようなフィーバーぶりだという。カトリック80%の国だけに頑張って欲しい。マニラの町の一部では未だに水が引かずに人々は不衛生な生活を強いられているらしい。いかだで町を行く家族の笑顔が暗さを吹き飛ばしてくれる。信仰の底力?
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