聖地復活
「司教様の教区の信者は何人いますか?」「43万人です。」ナント日本の全教区を合わせたのと同じ数字ではないか!
ま、それはともかく「三人の神学生・・・」「ああ、大丈夫です。もう勉強が始まっていますよ。」「あ、いえ、その前に入学試験があるそうです。三人とも心配していました。もしダメでも、片目をつぶって入れてくれるように司教様から一言・・・」「えーえー大丈夫です!」教区立神学校の最高責任者が司教となれば現場も従わざるをえない。これで一安心だ。今回の日韓司教交流会の大きな収穫の一つ。
神戸の鷹取(たかとり)教会。復興地に再建された紙の教会で有名になった。再生紙で柱を作ったという。それも最近台湾に移築され、現在の教会は震災後二度目の再建。十ヶ国語で世界に発信するFM放送局を備え、訪問したときは中学生たちが生放送中だった。
聖堂と集会室、それに庭が一体となった機能的設計で「開かれているが閉じられている」という理念どおり聖堂の静けさと祈りの雰囲気はしっかり保たれていた。そして、見せてもらった小聖堂の聖櫃。写真のようにガラス張りで中には黒く焼けた御聖体が見える形で安置されている。衝撃的で、まさに受難のイエスの姿に胸が痛んだ。十字架の道行きも焼け出された聖櫃の一部が使用されたり、当時を偲ばせるいろいろの破片が配置されて、かなり抽象的だがそれがかえって痛ましい。
異論もあったが今後も毎年の交流会を継続することで衆議一決。来年は韓国のどこかの教区ということになる。
ところで、マリア様奉献の記念日に念願の草牟田教会墓地跡でのミサが実現した。数日留守しているうちにすっかり冬になってしまった。セーターを着込んでもまだ寒い中を30名ほどが参集。祭壇の祝別の後でミサ開始。昨夜の雨も止んでミサ中も何とか持ちこたえた。マリア様もさすがに黙っているわけにもいかず御父に執り成されたに違いない。
ミサ後記念写真。そして、福昌寺跡のキリシタン墓地まで巡礼したかったが、明日からの屋久島、フィリピンが気になって見合わせた。この寒さでは信者たちも今回は断念したようだった。ともあれ聖地復活!念願がかなって神に感謝だ。
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