神の介入
8月10日(水)6:00起床。7:00朝の祈り。7:20?出発。昨日とほぼ同じ時刻だ。今日はPortasの町まで最長の25キロ。
町を出ると目にする光景はもうおなじみの森とブドウ畑。したがってシャッターを切る回数も激減。休息地点で後続を待っていると追い越した親子連れもやってきた。子供は7歳だという。やはり、トゥイの町から歩き出したという。子供の足で!一同歓声と共に拍手のエール。
踏み切りのところで後続を待つようにというパトロールの指示。バラバラでは安全上の問題があるとの教育的指導。しばらくすると警報機が鳴り出し、あっという間に列車が通り過ぎた。ボクみたいに消えていく後姿を撮った者、真正面を見事に捕らえたもの、車体ばかりが写っているもの、お互いの作品を見せ合う。この日みんなが一番興奮したときだった。数名が、足まめでパトロールの治療を受けた。
さすがに25キロは長く、5時間を過ぎると「まだー?」の声が上がるようになった。ゆるい坂を少し下った先がゴールだという木陰で休憩。次々とやってくる仲間たちが一斉に訪ねた。「ここなの?」「あともうすこしだって。」「エーッ!」フランスルートにはサンチャゴを目前にした歓喜の丘というのがあるという。ここを「失望の丘」と呼ぶことに。
坂道を下りきると天を突く巨大な煙突が目に飛び込んできた。かつての砂糖工場だという。屋根はなく、外観は廃屋同然。しかし、今では、立派なホールも備えた地域の文化センター。お昼のあと、宿で休息。
18:00から今日のテーマ「神の介入」に基づいた体験発表。他の二人と共にステージに上げられ、大学浪人中、三畳一間の下宿で、突然、神学校に行こう!と決めた次第を語った。21歳。自分の人生を初めて自分で選んだとき!つい力が入り、声まで上ずってしまった。テゼの歌を歌いながら、3人の体験を味わい、イエスへの手紙を書いて終わった。20:00のミサ担当は名古屋教区。したがって夕食はその後9:30。毎回のことだが、この遅さにはなかなかなじまない。
ともあれ、大過なく今日も無事、を感謝して11:00就寝。
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