終わり良ければ…
釜山に帰るバスの中では、行きと違って友好ムード。お互いの記録更新への思いを語ったり、健闘を称えたり。名前は分からずじまいでも、旅の終わりに更に身近に感じあえたのはやはり夕食の時。
添乗員さんは食事の度に気を配り、連れのある人、独り身の人と席を指定してくれる。郡山さんはここへどうぞ、と指定されたのはご婦人の間。心なし気おくれしたのだが、心配することはなかった。「勝手におつぎします」と茶碗を取り上げて海鮮鍋から気前よく取り分けてもらえることに。さすが体育系?主婦、手慣れたものだ。茶碗が空く頃を見計らっては「おつぎしますね」。すっかりくつろぐことができた。
こうなると、右側の人にも声をかけないとなんだか悪い。「どちらから?」「コックブ」「エッ?」「鹿児島に国分というところがあるんです。」向かいの女性のツウヤクに驚いた。「この人はATLで…。」国分市に派遣されている英語指導助手というのかな、そんなような人でイギリス人。そう分かった途端に、おばさま達が一斉に声を上げた。「じゃあ、あなたも英語の先生?」「エーまあ…」「スゴーイ!」そしてイギリスの先生に。「え、なに18歳?」「マジで20…サイデ~ス。」中学生たちから教わったらしい。
マラソン参加に観光をさせるのか、と少し不満げな韓国通の参加者も巻き込まれた最後の晩餐は和気あいあい。まさに、終わりよければ…だ。
プサンのホテルに着いた時、「明日は日曜日なのでミサに行きたいから時間を調べてください。」「私もカトリックです!」現地のガイドさんが目を丸くした。
思いがけない出会いの晩餐があったり、信仰の出会いがあったり、みんなに代わって神に感謝。
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