羽ばたく諸宗教懇和会
「懇和会は、3年余りの活動の中で、当初年間計画として挙げられていた年2回の定例懇和会と年1回の総会、『平和のための宗教者の集い』に止まらず、月光の会(鎌田厚志直指庵住職主催)との連携による
諸宗教の学習会や鹿児島ユネスコ協会(田中弘允会長)が取り組む『平和の鐘を鳴らそう』運動への協力、鹿児島大学稲盛アカデミー講義でのゲストスピーカー派遣など、活発な宗教間対話・宗教協力の活動を展開している」(西日本宗教学会第4回学術特別企画・鹿児島県宗教者懇和会協賛『宗教者に学び、宗教者と学ぶ』(案)より抜粋)。昨日の懇和会役員会で配布された資料。
我らが懇和会を高く評してくださっているような紹介に嬉しくなった。同席された稲盛アカデミーの先生からも、「国立大学に各宗派から講師を派遣するなどというのはどこにもない」と伺い益々誇らしい感じ。出席の学生からも評価されているという。「国立大学でやっているのだから、公立小中高でもやってもらえないものか」との声も。
閉会間際の提案は全員賛成。会員の和尚さんが提唱する“食ONスイッチOFF”を懇和会の活動の一つにするということだが、次回の役員会で具体的になるはずだ。食事のときは食べることに集中し、テレビやラジオ、スマートフォンはOFFにするという運動。食べる行為は物の命をいただく行為。命の尊さ、有難さをかみしめるとき。
4歳の子供がスマホのアプリで遊んで10万円もの請求が来たという話に、むずかる子供にスマホを上げたら泣き止んだという話。世の中は一体どこへ行こうとしているのか。命がますます無機質なロボット化の道をたどっているのが怖い。宗教者には何ができるのか。そんな重たい課題を突き付けられて役員会は終了。
そして忘年会。いや、望年会というのだそうだ。熱燗の飲み方を指南する教会長さんもおられて、回を重ねるたびに親しさも増し、文字通り、楽しい懇和会だった。
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