聖書で遊ぶ
地図、イラストを多数掲載。今日思いがけない贈呈を受けたフランシスコ会訳の中型聖書の帯封の文句の一つ。大型はすでに購入済みで読書課用に使っているが、
帯封に目が止まったのは、大型と違って、ソフトカバーで手触りも柔らかく天地創造を思わせるデザインが斬新で、しかも帯封には2個の実をつけたオリーブの小枝のワンポイント。パラパラめくると、なるほど地図やイラストがすぐに目に飛び込んだ。1時間ほど、イラストや地図を見て遊んだ。
本文に当たることなく、本末転倒のそしりを受けそうだが、イラストが最も多かったのが出エジプト記、は意外だった。創世記の最初のイラストは見覚えのある聖書の宇宙観。地下の陰府(よみ)の国、そして地上、この地上の下には縦に坑道が走っていて死んだらここを通って陰府(よみ)の国に下ると考えられていたという。天上の神の国はお城がそびえ輝いている。ちなみに、創世記には地図が五つ。その最初のものは当然ウルから始まるアブラハムの放浪の軌跡。
地図といえば、パウロの三回にわたる伝道旅行の地図はおなじみだとしても、地中海世界を駆け巡ったそのあくなき情熱がザビエル様と重なった。最後の地図が、ローマで終わっているのは当たり前だが、首をはねられたとの伝説がある、いつか訪ねたトレフォンタの教会が思い出された。トレフォンタは三つの泉という意味で、パウロの首がゴロンゴロンゴロンと三回転がったところに泉が湧いたという。
お祈りを済まして出てきたら、入った時には気がつかなかったが、正面に酒屋さんがオープンしていて驚いた。ワインやグラッパ(食後酒)がずらり。何とか修道会の経営と聞いて二度びっくり。それでも、確か、グラッパを買った記憶がある。
遊びついでに、いつもながらの脱線ばかりだが、今度は本文に当たって黙想しようッと。
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