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聖週間バス巡礼

作成者 admin投稿日 2009年04月08日 22時07分 最終変更日時 2009年04月08日 22時07分
緊張の入園式

花の季節

今年はカトリック学校の卒業式や入学式を辞退した。予定が合わなかったという正当な理由もあるのだが、自分の都合を優先したドタキャンも。

そんな流れで志布志も辞退と決めていた。何かのことで電話したものだから「入学式にどうぞ」ということになった。しかも、新園長の歓迎会をするので前泊でということになった。フェリーとバスを乗り継いでの3時間あまりの小旅行は一年ぶり。

禁書ではないかとのご指摘があったマリア・ワルトルタの「イエズスの受難」を持参。志布志に着くまですっかりはまってしまった。

民衆を離れて仮眠をとっていたイエスの口からこぼれた寝言が「ユダ・・・」と聞き取ったのは母マリア。イエスの閉じた目から涙がこぼれいるのに気づいた彼女は思わず息を呑んだ。ユダのことでどれだけ心を痛めていたことか!

エルサレムに入る直前のイエスとユダの問答は鬼気迫るものがある。「ユダどこに行くつもりか。行かずにわれわれと一緒にここに留まれ」ユダの腕をつかんでイエスが懇願する。「あなたはなんでも見通せる人でしょう。何でそんなことを聞くのですか。・・・友達のところに行くのですよ。・・・」「友だち?いやいやそれは友だちではなくあなたの滅びなのだ。あなたは死に向かっている。・・・」「ははあ怖くなったのですね。・・・あなたは甘言でわれわれを釣り、そして裏切った。我々はあなたのために何もかも捨てて従ったのに。我々はあなたのせいで皆から憎まれている。あなたこそ我々の滅びの元です・・・」「・・・良く分かった。もう行ってもよい。・・・」(「受難の前日」P232-233)そしてあの涙なのだ。なんとかユダの心の扉を開こうと必死になるイエスと坂道を転がるように離反の加速度を増すユダ。

ユダの存在にとまどうのは確かだが、最後の晩餐に至るまでのイエスのユダ救出に賭ける情熱はハンパではない。それを愛と言うわずしてなんと言おう。だがユダには通じない。この悲劇!日が落ちるとさすがに車内灯は読書に適さない。本を閉じて反芻すれば「きっとそうだったに違いない」ユダを巡るイエスの受難。受難といえばあの十字架しか思わなかったのだが、新しい発見だった。

日もとっぷりと暮れた7:45、終点の一つ手前でバスを降りてタクシーに飛び乗った。民宿というだけあってテーブルにのっているのはすべて志布志湾からの獲れたて。巨大なカキには驚いた。えびの味噌汁は絶品。オット濃厚な受難の黙想の後だというのに・・・。

明けての今日10:00、十名の可愛い新入園児を迎えての盛大な?入園式。新園長は二十年ぶりの幼稚園復帰とか。優しい人柄は子供たちに愛されるに違いない。

走りは今日から夏メニューの10キロラン。これまでの「歩き込み」の効果は覿面(てきめん)。三ヶ月ぶりにもかかわらず普通に走れたのには我ながら驚いた。明日からいよいよ聖なる三日間。

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