聖金曜日
7:00、主の受難の朗読はヨハネから。どういうわけかヨハネだけが十字架の下の聖母について述べている。
今読んでいるマリア・ワルトルタも聖母がイエスに同行した婦人たちと一緒に行動していることになっている。彼女が幻に見たことは詳細を極めているのでいあわゆる「偽福音」のそしりを受けるかもしれない。中には退屈な描写もあるが、福音で知ることのできる状況が限られているだけに、少なくともボクの欲求不満を満たして余りある。そういう状況なので、説教が昨日書いたことの繰り返しになったことを容赦願いたい。
この本のお陰でイエスの宣教活動がモノクロからカラーに変わり、しかもイエスを取り巻く人々のリアルな姿が浮き彫りにされ、イエスや使途たち、そして聖母を初めとする身の回りの世話を買って出た婦人たちがが今にも私たちの間に顔を出してくるのではないかと思うほどの臨場感に2000年のときを忘れてしまう。この本との出会いは嬉しいことの一つだ。
嬉しいといえば、昨日と今日、侍者が5人も奉仕してくれたことだ。教会の礎になっいってて欲しい子供たちだ。嬉しく感じたことがもう一つ。聖歌隊。オルガン伴奏が制限されたのでその実力が試されたような本番だったが、その心配を全く感じさせなかった。昨日も感じたのだが、本隊?はもちろんだが先唱の大役を果たす皆さんも堂々と声量豊か。カテドラルの聖歌隊にふさわしい風格を備えつつあるようで嬉しかった。
また「教会のために」始まり「困難に直面する人々のために」で終わる十の盛式共同祈願の招きの部分を主任司祭が歌ったのもボクには初めてで耳新しく祈る側にも気合が入った。明日も今日以上に豊かな典礼であることを期待したい。
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