聖霊は雨の如く
今日は聖霊降臨。復活節が終わり教会は年間の季節に入る。主の生涯を1年で祝う典礼の流れとしては、御降誕とか受難、復活など主の神秘の種々の面を取り立てて祝わない期間のことを年間と呼ぶが、
いわば主の日常生活を記念して祝う季節と言えるかもしれない。しかし、明日から年間に入るとはいっても、6月の日曜日は何かとお祝が続く。来週19日は三位一体の主日、最後の日曜日はキリストの聖体。そして、年間第34週目となる11月20の日曜日に王であるキリストを祝い、その週をもって年間が終わり、待降節が始まる。
こうしてみると、いつの間にかもう1年の半分が過ぎたことに驚く。そんな節目の今日、ザビエル教会では9名の堅信式。祭壇正面にはみ言葉の食卓が新設され、これで二つの食卓が整えられたことになる。朗読者もアルバ(白衣)を着用して奉仕者の席に着きこれまでにない典礼の姿が整ってきて嬉しかった。ザビエル教会はやはり中心となるところだけにますますの充実した典礼を期待したい。
1:30からレジオ・マリエ総会。市内5教会で活動する40名ほどが参集。マリア様への奉献の誓約に始まってロザリオやかねて例会で使うお祈り。最後は聖体賛美式。所属する教会での活動は主に病人訪問。「訪問先で逆に元気を頂く」という報告は共通していた。105歳のしっかり者と車椅子でも心は柔らかく周囲の出来事を歌に詠むTさん。いずれも、かつての小教区の信者で旧知。入院で空き家になった家の庭に茂った草取り奉仕に周囲の人々も教会への認識を新たにしたという話は、まさに証による宣教。
インチョン教区では信者たちが町に出て教会案内のパンフレットは配っていること、鹿児島教区でもできるのではないかと提案。ボクの中では、あの巨大教区でも同じことをやっているということが、去る5月13日の諸宗教懇和会立上げの日、天文館での3,000枚配布が重なったことはいうまでもない。ともあれ、主任司祭が無関心でも根気強く活動を続けるレジオのメンバーには脱帽だ。それでも、がんばって欲しい。聖霊の別名は“それでも霊”なのだから。
終日降ったり止んだり。九州新幹線も止まったという。聖霊は雨の如く?
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