誌上巡礼
メジュゴリエ。聞いたことのある人は多いと思う。「メジュゴリエでマリア様に祝福してもらったおメダイです。」このシスターはマリア様からどんなふうに祝福してもらったんだろう。そんな風に思える人はうらやましい。
数年前の話だが、内心本気にはしていなかった。今読んでいる本は、マリア様に会った人々へのインタビュー。1981年にマリア様の出現を受けたのは15歳の少女で、他に5名の少年や少女が出現を受け、今も健在で比較的若い人たちだ。このところ、この手の本が次々とやってきて、これまでだと、本棚に飾るところだが、その気になって読んでいる自分を不思議に思う。
ひところ、秋田のマリア様が話題になり、涙を分析したとか、一種のヒステリー状態だとかさまざまな論評が飛び交ったことがあるが今ではそんな話は聞かない。お隣韓国でも、司教団が破門にしたとかいう女性の話を聞いたのは最近のことだ。マリア様ご出現の話は世界にごまんとあると聞いたこともある。
ふと思ったのだが、「これは奇跡である」と決める必要があるのか。むしろ、ご出現にまつわるメッセージが教会の教えに反するものでないかぎり黙認でいいのではないか。いつか紹介した煉獄の霊魂にまつわる小冊子の件でも、司教さんたちが「お続けなさい」と励まされたという。これまで手にした小冊子に関してはいずれもそんな論調。
話はメジュゴリエから脱線したが、この場合も教会当局者たちは支持しているだけでなく、前教皇も「メジュゴリエは希望です」と言われたという。メッセージが回心だったりすれば、また巡礼者たちが熱心になって帰るならば、それ以上のことはない。
13.000人の信者中日曜日のミサに来るのは150人かそこらだというあのリバプールの話を聞くにつけ、そんな暗い現状のアンチテーゼのようにも思えてくる。そういう点からしてもメジュゴリエは希望。世界中から若者たちが押し寄せていると聞けばなおさらだ。
歩道のカラシダネの花が数を増し黄色くなっていた。
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- またもカラシダネです!
黙認している間にいつの間にかリトルぺブル
本当によいか悪いかを判断するのはやはり司教の役割ではないでしょうか