諸宗教相和す
昨日5月13日、諸宗教懇和会がついにその日を迎えた。もっとも、お隣薩摩川内市には10年前から始まっているし、いや、今は途絶えたものの35年前には阿久根でも始まったらしいので、「やっと鹿児島でも」との感想を持つ人はいると思う。
いずれにしても、周到に準備されていただけあって、設立総会は議論の場とはならず最終的な承認の場。したがって趣意書と規約の承認、役員選出、それに世に向かってのメッセージ。全て手はずどおり。市長さんと知事さんからの祝電には思わず拍手。
そして、4:30からは天文館と山形屋前に繰り出して東日本大震災被災者支援募金活動。西本願寺の若いお坊さんたちの声をからしての呼びかけに、なによりもあどけない園児の可愛い「おねがいチマス」に、週日にもかかわらず多くの人が募金に応じてくれた。ボクはもっぱら聖句のカードを配りながら「お願いしまーす」をいうだけ。
神道・仏教・諸宗教・新宗教・キリスト教各宗派から出された聖句をつづった「みことばカード」3000枚を作成。1時間で8割がた配布。○しきしまの大和心の雄々しさはことある時ぞあらはれにける(しんとう)。○みずからを点す灯明のように一隅を照らす人になろう。一隅を照らすも国の宝。仏の光明は全世界を照らし妨げるものは何一つない(仏教)。○喜ぶ人共に喜び、泣く人と共に泣きなさい(聖パウロ)。
両手をポケットに突っ込んだままで拒絶モードの人にはno action、無視する人には通行人の自分の姿を重ね、受け取ってくれる若者には思わず「ありがとう!」さまざまな心の動きを味わいながら「各宗派のみんなで天文館に立ちたい!そして聖句を配布したい!」一人ではとても無理だが、こうしてみんなで見る夢はキット実現する!ことを体感しながら興奮した。
帰りしな店先に立つご主人らしい人にも、ベンチで休む若いカップルにも、信号待ちで後ろを通り過ぎようとした3人の高校生たちにも「どうぞ!」手元には2枚だけが残った。何かのの宣伝用チラシのように、くずかごではなくせめて、ポケットの中にいて欲しい。何かのときにふと手にして思わず立ち止り、自分自身を振り返るよすがになるといい。そんな祈りを込めながら手渡したのだが・・・。
それにしても、侍者服姿できめた吉野教会チームは2人のお母さんと3人の女の子。違和感なく清潔な感じで目を引いた。さらに、白の脚半に黒い修行衣に大きな笠、思いがけない永平寺からという5,6名の若い修行僧たちも声をからしての参加に驚いた。天文館に立つ修行僧たちの姿は壮観。確かにインパクトがあった。そして、先月末、真命山で観たDVDの道元が思い起こされた。ちなみに、1時間ほどの募金で寄せられた浄財はなんと11万円超。
今朝の南日本新聞は早速小さな記事を出してくれた。
今日は爽やかな初夏の日和。櫻島は相変わらず活発。で、海岸コースを避けて今日のランも坂越え四つの団地コース。1時間45分の快汗。
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