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☆神に仕える身でありながら、カミガミ(紙々)の要らない世界を標榜する人間の一人として、電子メディアに自分の思いを綴ることは大きな喜びです☆本を書かない代わりにここでいろんなことを書いてみたい。
 
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追憶

作成者 admin投稿日 2012年03月28日 18時25分 最終変更日時 2012年03月28日 18時54分
お託は?よくお会いしますが・・・。

港の近くの割烹付属のひなびたスナックの雇われマスター。夕方店を覗くと、だいたい暇そうに週刊誌を読んでいた。

ボクの顔を見ると、「行こか」と腰を上げる。店はそのままにして二人で出かけた先は港の防波堤。いつもの場所に腰を下ろして釣り糸をたらす。やがて街の灯りが増し、夜もとっぷりと暮れた頃、「アンタお客さんよ!」割烹で働く奥さんが呼びに来た。「ちょっと行ってくる。オレの頼む。」釣り竿を託して店に向かって小一時間。

「ドガンヤッタ?」と言いながら隣に腰を下ろした。釣り再開の言葉はいつも決まっていた。運良くかかると「お、キタキタ。キタロキタロ!・・・アバー、またウマヘヤロー!」かかった時のセリフも大体同じということもおかしかった。それ以外の魚がかかったためしがなかったからだ。ウマヘ。土地の呼び名だが正式名称は知らない。15センチにも満たない細長く黒い縞模様のある魚だった。

「ウマヘに乾杯!」客のいない店のカウンターに気の毒なほどわずかな刺身を小皿に盛り、二人で一杯やって帰ったものだった。「正月には我が家で飲もうワイ。」ぶっきらぼうだが、彼にしてみれば、最大の歓迎の言葉をくれたのはいつだったか。・・・とここまで書いたのが日曜日。中断の理由は忘れたが、30年近くも昔の話を書いたのにはワケがあるのだが、賞味期限が切れたので、続きは省くとして、昨晩、実話のような物語のようなお話を読んだ。

ディズニーそうじの神様が教えてくれたこと。鎌田洋著。定価1.100円+消費税。

2時間で読める本だが、ほのぼのとして泣かされる。そして、心が優しくなる。みんなが読んだら世の中もっと良くなるに違いない。そして、それは足元から始まることに気がつくに違いない。上記のボクの話にどこか通じるものがあった。著者はディズニーランドを退職して、そこで学んだことを人々に伝える会社を起こし、現役時代を追憶しながらこの本を書いた。

ボクが島を離れたあと、あの雇われマスターも独立して店を持った。小さなウマヘの刺身はもうない、と思う。繁盛していると聞いた。今年の教会訪問の時には顔を出したい。アバー!と目を丸くするに違いない。

久しぶりのお絵かき。「仕事柄でしょうか、穏やかな絵です」にみなさんがうなづいた。吉野台地は春爛漫。

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Re:追憶(花の名前)

投稿者 bernadetta 投稿日時: 2012年03月29日 00時14分
写真の花は「黄梅」では?

http://www.hana300.com/oubai0.html


・木犀(もくせい)科。
・学名 Jasminum nudiflorum
Jasminum : ソケイ(ジャスミン)属
nudiflorum : 裸花の、無毛の花の
Jasminum(ジャスミン)は、アラビア語の
「yasmin(マツリカ)」の名に由来する。
学名 J へ


・開花時期は、 1/10頃~ 3/20頃。
・中国原産。江戸時代初期の頃に渡来。
・春先に鮮やかな黄色の花が咲く。
・昔から鉢植えや盆栽などに利用されている。
・一重と八重のものがある。

・黄色い花が梅に似ていることと咲く時期が
同じことからこの名前になったが、
本来、梅とは関係なく、ジャスミンの仲間。
(香りはない)
・中国では、旧正月(2月)頃に咲き出すので
「迎春花(げいしゅんか)」と呼ばれる。

Re:追憶

投稿者 koriyama 投稿日時: 2012年03月31日 20時09分
Facebookでも同じ指摘だったので、あとで山吹ではないかと思ったので調べてみたがよく分かりませんでした。次回、アップしたものを送ってみます。
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