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追憶の彼方から

作成者 admin投稿日 2009年01月26日 20時35分 最終変更日時 2009年01月26日 20時35分
幻のクイナ

キンショは今も

教会跡地

兄宅で一息ついて98歳のツネさんを見舞いに県病院まであるいた。かつて、帰省のときは今もそうだが、好物のヤギ汁を沢山ご馳走になった。いつお会いしても信仰一筋はっきりした方だった。気丈夫な方なのできっとまたお元気になってほしい。一緒にお祈りして帰った。

帰りのコースは、母校の校歌に出てくる「新川(しんがわ)」の対岸と決めていた。カラカラに干上がった川には少しがっかり。しかし、まもなくアヒルや水鳥がくつろぐほどの水量にホッとした。何よりも驚いたのはくちばしが赤く足の長いクイナが数羽。我が目を疑った。子供のころ湿地帯で見かけて以来だったからだ。奄美からとっくにいなくなったと思っていただけに、少なくと僕の記憶からは完全に消去されていただけに興奮した。

対岸に足を運び、また戻りして何枚も撮った。コサギもいたりしてちょっとしたバードサンクチュアリだ。コサギは僕がカメラを構えるやすぐに飛び立った。甲突川にいるのと同じだ。しかし、クイナたちはアヒルともども悠然とえさ捕りに夢中。飛べない鳥の共通した習性なのかもしれない。しばらくして二羽のカップルらしい連れに遭遇。かなり近い。カメラを構えたそのとき、通りがかった男性が「あれは何という鳥ですか?」大きな声に二羽があわてて離れた。ちょっと残念だったが、ぼくのこと鳥博士とでも思った?興味ツツの顔が印象的だった。

我が母校を間近に見ながらあまりの変わりようにちょっと興ざめ。あのアカギの巨木も赤門も眼にできなかった。素通り。しばらく行くと今度は子供のころ見た光景がまたも!新川に注ぐ小ぶりの川べりに密生した竹やぶ。あの竹を確かキンショと呼んでいた。村の川の両側に生い茂っていた。開発により次から次と思い出が壊されキンショも絶滅。しかし、母校への失望をチャラにしてしまうほどクイナとキンショとの出会いは感動的だった。

さらに下ると和光トンネルから延びる高速道路を思わせる大きな道路が川をまたぐ。今日の目的の一つはこの道路の壁面に設置されたプレート。昭和21年、第二次大戦で軍部に追放された宣教師が奄美に戻ってきた教会復活。自宅を開放した信者の家で主日のミサがささげられた。孫の池田氏が県に掛け合ってやっと設置することができたという。語り継いでおきたい奄美の教会の歴史。

こうして二時間のウォークを堪能。奄美は今日正月。兄宅での思いがけない正月料理、昨日のパーティーでのつまみ食いに今朝の空港での一杯のオレンジジュースと少し飢えていた胃袋にとってはまさにラッキー。

二時からの司祭評議会は30分も時間オーバー。

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