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道元との出会い

作成者 admin投稿日 2011年04月28日 23時53分 最終変更日時 2011年04月28日 23時53分
弾圧を超えて

真命山の夕陽

今日は8:30出発で熊本天理大教会訪問。立正佼成会と同じような心配りに満ちた歓迎。昨日はご婦人中心のお迎えだったが、今日は黒い法被を着た男性のみ。

畳敷きの礼拝堂は大本と同じ。正座ができない身としてはすぐに根を上げて椅子を所望。興味深い説明だった。いくつか印象に残ったことがある。まず、人間の体は親神様からいただいた借り物で人間が自由に使えるのは心だけ。神様は人間の陽気な暮らしぶりを見たいので私はこの世に生を受けた。貸主の神様に生かされていることを感謝しながら営まれる「陽気ぐらしの教え」が根幹だが、自分中心の生き方だとホコリがたまるのでこれを掃除してもらう必要がある。そのための祈りもあるが、日々自分の生き方を正すことでそれが実現する。生かされていることの感謝のしるしとして奉仕活動がある。それをヒノキシン(日々の寄進)という。

1838年創立。現在の天理市を人類発祥の地とさだめ、全人類がこうした「陽気ぐらし」に呼ばれているとする。江戸末期、あの鎖国時代にあって国を超えた世界宗教を目指したことに驚いた。そのため富国強兵を目指す明治政府から弾圧を受けた。国内信徒数50万。

午後の講義は鎌倉仏教。聖徳太子は推古天皇の摂政として事実上の天皇。有名な憲法十七条の「和をもって尊しとなす」についで二番目に来るのが「仏教を国教とする。」こうしていわゆる神道と仏教が共存する素地が敷かれた。実際は神道(皇室)は「佛の奴(しもべ)」という位置づけだったらしい。明治政府の神仏分離政策は相互の間に疑心暗鬼を生み、尊王攘夷を標榜する人々は外来宗教としての仏教排斥運動に発展。これが廃仏毀釈。鹿児島の隠れ念仏(隠れキリシタン状態)の原因となった。これはおまけの学び。

ところで、鎌倉仏教に戻るが、法然を開祖とし、ただ南無阿弥陀仏と唱えるだけで救われると説いた。毎日5万回も唱えたといわれる。ありがとう、を一日1万回言う人いると聞いたことがあるが法然の流れを汲んでいるのかもしれない。

8:00。道元のDVD鑑賞。とくに、鎌倉幕府の若きヒーロー北条時頼との対峙は圧巻。問答の末、馬鹿にされたと怒り心頭の時頼が、首を差し出して座った霊気に満ちた道元に圧倒され、やがて抜いた刀を池に捨て、道元の横に座禅を組む姿は笑いを誘ったがが、緊張と感動の2時間、久しぶりに見ごたえのある映画だった。そして、道元が好きになった。

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