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☆神に仕える身でありながら、カミガミ(紙々)の要らない世界を標榜する人間の一人として、電子メディアに自分の思いを綴ることは大きな喜びです☆本を書かない代わりにここでいろんなことを書いてみたい。
 
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邂逅

作成者 admin投稿日 2009年02月06日 21時53分 最終変更日時 2009年02月06日 21時56分
スッキリ

ディスカウントショプで求めた草取りと釣具屋で求めた布製の水汲みをバッグに忍ばせて自転車に打ちまたがり、昨日の固い決意を胸にイザ!

先ずは入り口の花屋さんで、長持ちするという菊とラン一輪。名前を聞きそびれたが花も葉も赤ずくめのもの三種類。900円也。墓参の花を買うのは初めてのこと。なんだかすごく価値あることをしようとしているような厳粛な気持ちになった。「自転車は鍵をしてますか?」店先に立てかけたのを見て預けていくものと思ったらしい。「イヤこれで行きます。」「電動自転車ですか?」「イヤ、マウンテンバイクです。」「・・・」かなり急な上りで目的地に着いたときはさすがに足が棒になった。これまで何度か詣でたことはあるが今日は格別。

清掃の前に墓石を改めてじっくり観察して驚いた。「大正七年五月一日 改葬人郡山昌哉」昌哉(しょうさい)とはいつも写真で眺めていた祖父ではないか!ということは、これはれっきとした墓所(はかしょー島の方言かと思ったら辞書にあったー墓地のこと)ではないか!ただの碑(いしぶみ)ではなかったのか!

指宿でヤギドンから西洋医学を学んだのがこの昌哉。ある時、子供に恵まれないまま未亡人となった高齢の婦人を紹介された。「このお方を養母として迎えてはくれまいか。つまり、養子となって・・・。名を絶やしたくないと仰っておられるもので・・・」早速島の一族に相談した。こうして田畑から郡山を名乗ることに。これは全くの想像だがありそうな話ではないか。まだまだ疑問は残るが・・・。

墓石に彫られた三名の名前をなぞると郡山の姓がはっきりと現れた。感無量。縁もゆかりもない赤の他人の名を受け継ぎ、その孫がここにこうしている。先祖のカトリック改宗は1894年。大正7年は1918年。当時祖父はすでにカトリック。天国の宴席を思って楽しくなった。縁戚ということで宴席に招かれ、不思議な縁を喜び感謝し合っているのだろうか。郡山太郎八・郡山壽右衛門(養母みやの夫)・郡山四郎助に永遠の安息を与えたまえ。掃除の後しばらく祈った。

あまりにも個人的過ぎるので第三者には退屈に違いないが、最近にない強い心の動きだった。まだまだ言葉に尽くしていないのだが・・・。

終礼の直後、ベトナムのタム神父さんの母上帰天の知らせ。帰国中だったのがまさに不幸中の幸い。彼女にも永遠の安息を!明日のミサでも祈ろう。それにしても一体何があったのか。

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