釈明祝辞
純心短大入学式。晴天に恵まれ、構内の桜も満開。卒業式とは華やかさが違うと思ったら、大正ロマンの振袖ではなく上品な紺色の制服。
司会の先生も気合が入り、「新入生、起立!」には抗いがたい押しの強さがあった。“百合のつぼみの その如く・・・”。卒業式や入学式に何度も顔を出しているうちにすっかり覚えてしまった。今回は、音声をとってみた。
それにしても、ボクの祝辞は釈明で始まった。大学の卒業式で目にした心臓をデザインした校章の話。「あれは、十字架上で刺し貫かれたイエス様の心臓のことです。」先月の大学の卒業式の祝辞で解説したのは新説で、捏造?と分かった。居合わせた大学の学長シスターも「はじめて聞きました。」あれは学生手帳にも解説が載っていて、心にマリア様の5つの徳を刻んで生きるという意味だという。控え室で、何気なく確認して分かった。思い込みは怖い。
で、「あれは皆さんの心のことだそうですね。しかし、私にとって、心といえば、マリア様の心だし、イエスさまの心を意味します。・・・」主のはしためとして生きたマリア様、自分を無とされた十字架のイエス様、そんな二人の心を具体的に生きようとしたとき、学園のモットー「マリア様、嫌なことはすすんで私が」が生まれた。捏造の上塗り?
ともあれ、ミッションスクールのミッションは使命のこと。派遣の意味も。イエス様が、本当の愛と平和のために弟子たちを派遣されたように、創立者のシスター江角も女子教育のためイエス様から派遣された。そして、皆さんもここから派遣されていく。皆さんが行くところどこでも、喜びがあり、平和があり、みんなが幸せになるために。それが、神様の、そしてイエス様のみんなに託した夢。皆さんはそんな神様の夢の共有者となって欲しい。
そんな話を聞く新入生の大半が一般校から来たのだという。この2年間で、純心スピリットをしっかり学んで欲しい。
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