1年振りとなる長崎教会管区司教会議。といっても、この人がいなければ教区が機能しない事務局長を含む5＋5会談。

今回は盛りだくさんの議題を携えて沖縄に集結。昼間27度。鹿児島から800キロ近く南の国だけあって、さすがに暑い。周りは半そで。

1:00－5:00の制限時間をオーバーするほどの熱心な討議。2年後の九州司祭大会開催に同意できたことは成果の一つ。来年、新しい福音宣教をテーマに世界代表司教会議が開催されることにかんがみ、同じテーマで分かち合うのは時宜を得たことではないかという点で一致。久しぶりにかつての神学校生活を思わせる夕の祈り。右と左に分かれて交互に詩篇を唱和する唱え方は、懐かしかった。

司教館での会食は、地元司祭団も交えての20名にも上る大宴会。沖縄の銘酒とシスター手作りのご馳走！それに、これまたシスター秘伝のヤギ汁。一体何杯お代わりしたことか！美味、珍味の秘訣を教えてもらった。鰹節が隠し味だという。なるほど。しかし、これは、ボクに言わせると本道ではない。味に深みがあったことは確かだが。ともあれ次回、ぜひ試したい。シスターとヤギ汁のレシピー交換ができそう。6:00に始まった会食は8:30には、ほぼ解散状態。

明日81歳を迎えるアメリカ人司祭の毒舌は健在。TPPで日本がアメリカの食いものにされるのを黙ってみているのか！主権国家らしく毅然としなければだめだ！アメリカ不信のニューヨークっ子宣教師の怒りには説得力があった。最後に、珍味のヤギ汁をもう一杯いただいて、8:30過ぎそっと退散。沖縄の時間は、なんだか、鹿児島の二倍ほどもゆっくり流れているようだった。