開会ミサ
リオの冬は寒い。おまけに朝から小雨が耐えない。土砂降りでないぶんにはありがたいが…。気温はおそらく16℃ほど。開会式のミサは7:30だというのに、宿舎のホテルを出たのは3:30過ぎ。
着替えを済まして、入場を待つ間に、アンゴラの司教さんと歓談。98%がカトリック。アフリカの中で最も豊かな国で、主要産物は石油と金。アフリカの東側にあるため、リオへは直行便で8時間のフライト。主要言語はポルトガル語。遠藤周作のファンで沈黙に深い河を読んだという。まったく無縁だった国が急に身近になった。こうした出会いも、国際的な集いのお楽しみというか実りの一つだ。
祭壇に上がった時はまだ5:00過ぎ。若者たちによるアナウンスやパフォーマンスの大音響には幾らか閉口するが、若者の祭典とくれば、我慢我慢。
鉄パイプで組み上げられた櫓は十数m?祭壇周辺はしっかりした板張り。かなりの雨水がはけないままの状態でビショビショ。腰掛けも。強風の吹き募る中じっと我慢の子。しかし、若者達は立ったまま。
やがて、万雷の歓声とともにWYDの十字架が聖母子のイコンとともに入場してミサが始まった。ときおり吹き殴る風雨に傘をさして抵抗しながらの落ち着かない状態でのミサ。これも巡礼としてのWYD。意図に反する現実を容認する生き方はまさに主との十字架の道行き。共同祈願は各国語で唱えられ、日本語でも「…イエスとの人格的出会いが持てるように…」。
ホテルに戻っの遅い夕食は10:30。野菜中心の少量とワイン一杯。さすがにバタンキュー。
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