閑話休題
久しぶりのUCANNEWS。アジアの教会の近況を知りたいと思ったが、アメリカからのショッキングなニュース。
77歳の司祭が、教会では女性が差別されているという主張のもとに、女性の司祭を立てたという。アメリカでは、以前からその手の話題は耳にしてはいた。ヨハネパウロ二世だったか、アメリカを訪問したとき、元気なシスターが抗議した。「女性も司祭に叙階すべきです!」教皇は黙って彼女を祝福して言った。「行きましょう、主の平和のうちうちに。」
さすがだと思うが、今回は笑って済まされない。もちろんバチカンが黙っているわけがない。司祭職剥奪。当の神父が所属する宣教会も黙っているわけにはいかず、翻意を促すべく説得したが効き目がなく、止むに止まれず追放。しかし、ファザーからミスターになった元司祭に対して会として老後の生活に手厚い配慮をしたという。これは泣かせる。というか、さすが志を同じくした元同僚への変わらない同志愛に感動。それにしても、相変わらず、なんでもありのアメリカではある。
15年ほど前の話になるが、たまたま参加したシカゴのカトリック大学の秋のコースは聖書の世界そのものが教室になるオープンコース。言葉半分で3か月。その時の主任先生はシスターで聖書学専攻の女性学の専門家。ミサの時の福音朗読も彼女が。イイノカナ?と思ったが、アメリカの先進性に驚いた。もっと驚いたのは、彼女が福音書に目をやることもなく“朗読”したことだ。あたかもイエスが語りかけるように。つまり、当日の朗読箇所をそらんじていたのだ。彼女なら、女性の司祭叙階に賛成するかもしれない。
そろそろ、バングラの第二信をと思ったが、先に片づけるべきことが多く後回し。そして、今日は、来年の年頭書簡で頭が一杯。で、閑話休題。
今日も6キロの室内ランで快汗。
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