雨も久し振り
17日、第一便で喜界島教会堅信式へ。時速480キロ、高度5300m、ほぼ満席状態で8:10に飛び立ったJN3781便は、プロペラ機ながら高速。1時間10分のフライトでオモチャのような空港に力強い着陸。
四條助祭の車で、ものの数分で教会着。6年振りは少し間が空きすぎ。せめて2年に一度の訪問という初期の原則に忠実であるべきだ、と反省。それにしても、島は涼しい。汗をかかない。小雨が降ったようだが、久しぶりだという。
10:00、1人の信者さんを招いてのミサ。フィリピン人花嫁さんたちを中心に約40名の共同体だが、月2回の日曜日のミサには5、6名だという。とくに、夏休み中は子供たちも多忙らしい。ミサ後、差し入れのおにぎりとイカのみそづけ、オクラの鰹節和えでブランチ。1時間半ほど信仰の四方山話。
お昼に案内してもらったのは島の秘境と称される丘の中腹。年中湧水が絶えないという。トンボが飛び交い、つまべに蝶が舞う涼しい高原の一角、といった風情は南国を忘れさせ、島の秘境にふさわしい別天地。ふと、97年に訪れたあのネゲブのオアシスが蘇った。年中水をたたえた谷川の周りには木が茂り、小鳥が飛び交う。崖を上がると酷暑の砂漠。たまに降る雨が保水性の高い石灰岩をゆっくりと通り抜け、突然滝となって流れ落ちるのだという。
なるほど、石灰岩といえば、喜界島は隆起の島。40日あまりも降雨ゼロの日照り続きで砂糖キビも枯死寸前という危機的状況にも関わらず、勢い良く山肌を流れ落ちる水量の豊かさの謎が解けたように思った。で、そんな秘境で楽しんだのはソーメン流し。
出がけに小降りだった雨が、本降りとなり、キビ農家には恵みの雨だ、とみんなを喜ばせた。帰りしな、百の台200mからの大パノラマも堪能。211・96mの最高地にも。秘境とパノラマの写真は後日。
※Facebookユーザーはコメント欄への書き込みもできますので、ご利用ください。
【お知らせ&お願い】 サーバーの制御で最新号が表示されないことが時々あります。
最新号でないかもと思われる場合は、それでもBlog!最新号の表示をクリックしてください。
ロケーションバーのURLの末尾に/(半角のスラッシュ)を挿入後クリックすることでも同様の効果があります。
- カテゴリ
- できごと
- 固定リンク
- ¦
- コメント (0)
- ¦
- トラックバック (0)
- トラックバック用URL:
- http://sdemo.net/pken/Blog/96e830824e453057632f308a/tbping