青春の門から老春の門へ
第46回川内純心高校卒業式。去る1日の姉妹校鹿児島純心高校のそれとは対照的。193名の卒業に対して24名。しかし、要した時間は1時間40分と鹿児島より10分も多かった。
24名の卒業生たちは入学後に閉校を知らされたのだという。驚き失望した生徒もいたらしいが、それでも、最後は「ここで学べて良かった!」それは答辞によく現れていた。「私たちは純心の心を忘れません。」また、「反抗ばかりしていましたが、愛情を感じなかったことは一度もありません」という「お父さん、お母さん」に対する謝辞には保護者席からも感動で鼻をすする音が。「24人にとって純心での三年間を一言で言えば・・・」というアンケートに「目指すはマリア様!」と答えた子もいて麗しい気持ちが嬉しかった。純心の伝統である花言葉に託して純心の心を伝える伝統のイベント「魂(たま)ゆずり」では、感極まった三年生が何度も声を詰まらせ、会場のみんなも気持ちを察して感涙にむせんだ。それにしても、最終章を飾ることになる二年生十名は「しっかり頑張ります」といじらしかった。
久し振りに阿久根の聖園(みその)老人ホームを訪問。こちらもシスターたちが引き上げることになっていて、やはり歴史の狭間にある。次期園長さんはホームでの生活もすっかり板に付いた様子。快く園内を案内してくださった。三時のおやつは生きたおひな様に若い職員扮する三人官女を前にして老春を愛でながらのお茶会。1時間ほど談笑。
夕方のランは小雨が心配だったが大きく崩れることもなく快適。しかし、寒かった。明日いよいよベトナム人最後の二人の司祭が来鹿する。
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