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高地の教会

作成者 admin投稿日 2011年04月08日 23時55分 最終変更日時 2011年04月09日 08時05分
斜面に建つ

大水教会

上五島29教会のうち14教会を訪問。12:50のジェットホイルの時間までにさらに5つを訪問予定。これで19をめぐることになる。

哲学までの4年間神学校で机を並べた仲間が案内してくれたお陰だ。しかも、こんなにゆっくりした巡礼は初めてだというだけあって、主の祈り・アベマリア・栄唱をを先唱するのはもう一人の仲間、福江教会の主任司祭。上五島の最北端の小教区仲地(きゅうち)教会時代、200周年記念誌を物にした歴史通の彼は写真のセンスも抜群。しかもあらゆる角度から一つの教会で20枚ほども!赴任先で聞き取り調査を欠かさない彼はまた信仰の足跡を残す使命も感じていて、そんな話になると穏やかな人柄が熱くなる。

ところで、今日の巡礼で最も印象深かったのは標高200mほどの高台にある、彼の巡回教会だった大水教会。迫害を逃れてもっとも辺鄙なところに身を寄せたためだという。しかも、港もなく、外海(そとめ)から逃れてきたときは港もない海岸から急峻ながけを這い上がったのだという。教会も斜面に建てられ眼下には海が。

今日はとりあえず大水教会を二枚の写真で紹介しよう。

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