WYD出発前夜
ジャンパーを脱ぎて祭服着くる時 君は司祭の顔となりいる。今朝、教会の祈りを広げたらどこにまぎれていたのか冒頭の歌を記したメモが飛び出してきて驚いた。
吉野教会時代の信者が「薩摩よみうり文芸」に投稿したもの。奄美出身のおばあちゃんで島訛のきつい方だった。昔からのお友だち、という雰囲気で、気軽に話しかけて来られたので印象に残っている。そんな面持ちが目の前にありありと浮かんできて懐かしかった。選者の評もあって「つい先ほどまでジャンパーを着て作業していた神父さんだろう。祭服を着るとまぎれもない聖職者の顔」となっていた。歌を詠むことで宣教しておられたとは。
もっとも、作業していたのではなく、ジャンパーが普段着だったというだけの話なのだが。それはともかく、ミサに参加されたこともないはずの選者が、詠んだ人の心の動きを理解して、的確に評されたのはさすが。20年ほども前のこと。今では、お二人とも天国?
数日前から、大きなカバンと共に持参するものを思いつくまま床に並べていたら足の踏み場もないほどに広がった。同居の司祭に借りたミサのキットにぶどう酒とパン。毎日のミサ。6日はマドリドの空港チャペルでのミサとなっているが、一式そろっているものか定かでない。念のためそろえた。スペインでの訪問先で上げるザビエル様と福者レオのご像2セット、それに園田神学生とミサ予約に奔走したという友人には一個づつ。ようやくカバンに納めたら部屋が広々となった。
ドミンゴとフランシスコ、二人の神学生にソウルまで案内して欲しいとメールしたら、二人が奔走したらしい。実習先の主任司祭が25人乗りのバスを仕立ててくれたのだという。ミョンドン大聖堂でのミサも可能になった。しかも、主任司祭の招待晩餐会までも。13:45着、23:30発までの課題が一挙に解決。初日から幸先いい。
今日は教区司祭の保護の聖人聖マリア・ビアンネーの祝日。ミサは、とくに鹿児島教区の司祭たちのため。同じ洗礼名の親友司祭も天国で祈ってくれているはずだ。
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Re:WYD出発前夜
教区報8月号の「若者たちと巡礼道」読ませていただきましたが、教皇様の期待、教会のみんなの祈りが、聞き届けられるように、実り多い巡礼であるように、参加者全員のため、その成功のため、旅の安全のために毎日お祈りさせていただきます。気をつけて行っていらっしゃいませ。
Re:WYD出発前夜
Re:WYD出発前夜