卒園式週間始まる。あどけない幼子たちの目が潤み別れの悲しみを知る人の心に老若の差はないと知る。

卒園証書授与式

信者の子が二人卒園した

信者の子が二人卒園した

「あなたは本園で3年間保育を受けました。神様の祝福を祈ります。」二つ折りの立派な卒園証書と言葉はボクが園長時代のもの。そのままが受け継がれていることが嬉しかった。元気のいい返事と練習通りの立ち位置を確認しながら登壇する姿や賞状を受け取る時の姿は、人生の一大事に直面しているという緊張感に溢れていてほほえましかった。それにしても、歌の多い卒園式だった。6曲もの長い歌を完全に暗唱出来たことに感心した。これだけ完璧に覚えると、指導する側としてはやりがいを感じるに違いない。

ヨシミツ君

信者の子二人目

信者の子二人目

園長になって初めての卒園式で、ヨシミツ君が目を真っ赤にして泣いている姿は衝撃的だった。6歳の子でも、友達や先生との別れをこんなにも悲しく思うものだと驚いたからだ。そんなヨシミツ君もお父さんとなって、どこかの幼稚園で我が子を見守っているに違いない。ところで、「今日の子供たちに泣く子はいないなあ」と思っていいるとやっぱりいた!ヨシミツ君ほどではないが、目をウルウルさせている子は二人とも男の子。そういえば、賞状をもらいに行くときの姿にしても、どちらかといえば、男の子よりも女の子の方が落ち着いていて大人っぽかった。そのうち逆転するに違いないのだが、幼稚園時代は女の子が何かと勝っているように思う。

お母さん風情

聖書の庭にも春が来た

聖書の庭にも春が来た

ヤンチャナ男の子たちにつかまって地面に倒され、馬乗りになっている子供たちの下で「助けてくれー」と声を上げているボクを救いに駆けつけたのも年長の女の子だった。肩をいからせ腰に両手を置いて、「やめなさい。園長先生かわいそうでしょ!」まるで母親の風情で一括したものだから、さすがの男の子たちもはじかれたように馬乗りを解いたものだ。未来の姿を見たようで、楽しい思い出の一つだ。そんな子供たちも今頃どうしていることやら。

送る言葉

五つの花束が花言葉と共にB組さんへ

五つの花束が花言葉と共にB組さんへ

それはそうと、あいさつで子供たちに話したのは、一応心づもりはしていたのだが、こどもたちを目の前にしてみたら当時よく言っていたことが口をついて出てきて自分でもおかしかった。「皆さんの返事がとてもきれいでした。名前を呼ばれて『ハイッ』。一番きれいな言葉は『ハイッ』です。あ、そうそう、心にも耳があります。心の耳が閉じているとこの耳は開いていても、『ハ~イ』という元気のない返事しかできません。小学校に行ってもお家でも名前を呼ばれたら『ハイッ』と元気良く返事をしましょう。みんなが嬉しくなります。小学校に行くと先生は幼稚園の先生よりもたくさんのことをお話しします。先生が話すときは先生の目を見て一生懸命聞くようにしましょう。そうしたら、心の耳が大きくなります。それから、心には目もあります。この目は見えても、心の目が見えないとお友達に優しい言葉が言えません。我がままな心になってしまいます。ナドナド…」十分ほどもしゃべったように思うが、後ろの席に控えた在園の子供たちも静かに聞いてくれた。「心には耳も目もある。」それだけでも残ってほしいのだが…。

君は愛されるため生まれた

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☆神に仕える身でありながら、カミガミ(紙々)の要らない世界を標榜する人間の一人として、電子メディアに自分の思いを綴ることは大きな喜びです☆本を書かない代わりにここでいろんなことを書いてみたい。

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