記憶する
今朝の南日新聞子どもの頁”ニュースじゃっど!!”に中学生が記事を書いていた。その記事に対する「記者からのひとこと」の一節を引用したのが今朝のタイトル。中学生は、特攻平和会館での平和学習の経験から「教皇の語られることに関心があり、平和について考えるいい機会になった」と記している。二度にわたる教皇訪日関連の記事に、「教皇訪日は、そのうち忘れ去られて日本は元の木阿弥」という悲観的な思いを払拭してくれた。同時に、中学一年生の口から“教皇”という言葉が聞けることに驚いた。彼の中で、教皇→平和→命となってクラス中がいじめなく(きっとないに違いないが)平和を学び合う場となることを祈るばかりだ。丁寧な記者の対応にも好感が持てた。今後も、平和、命、核廃絶、環境保護・・・若い人たちに発信して欲しい。
”Bさん”だって
”Bさん”は匿名ではなく、白百合幼稚園では、クラスが縦割りで異年齢混合。年長を”Aさん”、年中を”Bさん”、あとC、Dと続く。中学生の記事を読んで、教皇訪日後の誕生会でのことが蘇った。誕生会は、まず聖堂に集まり、お祈りに次いで園長先生の話が続く。教皇訪日のことを取り上げ平和について話した。「平和は仲良くすること」、「手をつなぐこと。」クラスに戻った子どもたちが先生に話したという。”園長先生の話はちょっと難しかった”と思った先生だったが、「子どもたちはちゃんと分かったんですね!」と目を輝かせた。そういえば、その日の昼下がり、クラスから出てきたBさんの男の子が、「園長先生と手をつなぎたい」といって寄ってきた。「愛は伝染する。」MEの合い言葉だが、「平和も伝染する。」子どもから教えられた。
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