6人減ったらそんなに大変?
学術会議が話題にならない日はないが、「100人もいるのに6人欠けただけでそんなに大変なの?」といったら袋だたきに合いそうな剣幕だが、正直言ってボクにはよく分からない。6人を認めて欲しいという願いは分かるとしても、ボクが言いたいのは、6人が認められていたこれまでの会議は何をしていたのかと言うことだ。一流の頭脳集団がそろっているというのに、どうして、少子化に歯止めをかける知恵が出ないのか。すが総理としては、少子化という一番の問題に貢献してくれない学術会議に愛想を尽かしたのではないのか。しかも、莫大な費用をつぎ込んでいるのだから、それに見合うだけの結果が出なければ「もったいない」と誰でも思う。税金の無駄遣いを減らそうと思う気持ちは経済観念ゼロの自分でも分かる。第一、一般論としてだが、保守的な政府に、革新的な傾向の学者が疎まれるのは自然ではないのか。もっとも6人がそうかどうかは知るよしもないが。首相が首を縦に振らないのはそこら辺りでは?あからさまに言えるはずがないではないか。だとすれば、不毛な議論は止めて少子化に歯止めをかける名案を捜すために議論して欲しい。そうでなかったら、ボクも学術会議など要らないという派だ。100万人以上の出生数が今年は80万止まりになるという。子どもが減ると幼稚園が滅ぶ。ということは国が滅ぶということ。こんな簡単なことが分からないはずはないと思うのだが。そういえば、首相のブレーンの一人から「一人当り毎月7万円を支給する」という提案がなされたという。是非のほどは分からないが、学術会議もこうしたアッと驚くような提案は出来ないものか。諸聖人の祝日に一人ボヤいた昼下がり。
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