ベトナム出身技能実習生たちの実態がまた少し見えた

一人でもミサに行く

今日のミサ参加は独りだけ。他に数名いるのに友達が行かなくても自分は行く。ただでさえ群れることになれている日本の若者にこの自立性はもはやない。まして、ミサに関しては皆無と言えるのでは?

そんな彼女を送って山川の寮まで行くことに。道々聞くところによると彼女の場合、給料は12万円。仕送り9万円。前回の実習生の場合は14万だった。「彼女は特別」ということだったが詳しくは聞けなかった。

10万ナイ!

人間の模範。野鳥たちの共存共栄。

人間の模範。野鳥たちの共存共栄。

3人兄弟の真ん中で、弟が埼玉にいて何かの組み立て工場で働いているという。「埼玉は給料が良いだろうね。20万ぐらい?」「いいえ、10万ナイ。」「エーッ!?」何の組み立て工場なのか聞いたが返事はなかった。

寮では「テレビ誰もみない。ワタシちびまる子ちゃんみる。」「あ、それ良いよ。日本語覚えるためにね。」セメントの立派な寮だった。あと二ヶ月で3年の契約が切れるので、他県に行くという。どこかまだ決めていないらしい。

弟の近くで、今より条件の良いところだと良いのだが。それにしても、大都市圏内で10万円ナイとは一体どんな企業なのか。仕事に溢れた実習生が多いと聞くから、「仕事があるだけでいい」ということかもしれない。

今日は”世界子ども助け合いの日”。実習生を助ける日と定めなくても、助ける人たちがいて、泣く泣くベトナムに帰った実習生が支援者たちの力で訴訟を起こしたという記事をネットで読んだ。支援者たちにエールを送りたい。

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