私たちは祈るだけ
ということで、毎月第一日曜日の午後3時の定例平和行進とは別に、昨日、臨時の平和行進がなされた。広報各社から4,5人取材に来てくれた。行進はほぼ1時間だが、その間カメラマンも同行してくれた。前になり横になりしてカメラを向けられた。和尚さんと並んで先頭に立つ「原爆の火」担当のボクとしてはいつの間にか、片手持ちから両手で奉持する形になった。「撮られている」と思ったのでそうなったのだと思うが、我ながらおかしかった。
重たいカメラを担いで1時間近くも、疲れただろうに。そういえば、取材班の一人が「休まないんですか」と聞いたらしい。道中は年末のような賑わいだったが、混雑する中を最後の訪問地輝国神社まで丁寧に取材してくれた。なんといっても、メディアの力は大きい。全国紙も来ていたとしたら、20名足らずの小さな行進が鹿児島以外にも知られることになり、全国展開が目標の我々としては嬉しい限りだ。
誤解されると困るのだが、みんなの願いは一日も早い和解と平和の実現。そしてあらゆ武力抗争に終止符を打つこと。そんなみんなの願いをいわば代行しての行進なのだ。「みんなで祈れば届く!」行進の特徴は、前にも書いたと思うが黙々と歩くだけ。一度だけ経験したのだが、座禅は文字通り座りっぱなしと思っていたが、立ち上がってぐるぐる回る休憩時間みたいなこともあって足のしびれが限界状態だったボクとしてはホッとした記憶がある。これも、れっきとした座禅でキンヒンというらしい。写真は穂森牧師さんのミニ勉強会のようす。
平和行進は、いわば動く座禅。行進後の集まりで、そんなことを言ったら鎌田和尚さんが「その通りです。」帰宅して、すぐに、「テレビに出ると思います」と教会ラインに流した。ひと風呂浴びて早速テレビをつけると後半部だけだったが「映っていた!」ラインには「映っています!」のメッセージが。次回は11月5日午後3時。
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