山盛り祭日

聖時間は至福の時。ザビエルウォークなしのザビエル祭。例のないことなので少し驚いたが、結果的にはよかった!7:30から始まった3時間にわたる聖体礼拝は静かな中にたっぷり浸ることができた。顕示されたご聖体を眺めていると、キリストの気が溢れ出てきて、聖堂に満ち、その気に包まれている感じがした。何度か読まれたみことばがその場の雰囲気にぴたりとおさまり、瞑想の助けになった。

時間がたつにつれて、各自がそれぞれの家からご聖体に吸い寄せられるように三々五々集まってくるイメージは、「あ、ザビエルウォークだ」と思った。次回からは、“ザビエルウォークinチャペル“とかなんとか銘打って呼びかけたらいいと思った。ロザリオを捧げながら上陸記念碑前から教会を目指すのもいいが、これもなかなかいい。

今回は、第1回目ということもあって、それに3時間の聖時間ということもピンと来なかったのかもしれない。フルの参加は難しいとしても、せめて1時間でもいい。自分の場合、ご聖体の気に包まれてザビエル様の気に触れることで、去来する否定的な心の動きに振り回されることもなく平和をキープできた。

ちょうど12:00に平和の鐘を鳴らした後のミサには、今年も、ユネスコ協会の皆さんが新会長さんと共に10人も出席された。いつも遠慮がなく身内のような親しみを覚える旧知の牧師さんも。皆さん全員会食にも出てくださって親しみが一層増したのは嬉しかった。おもてなしが次回からの課題。

二人づつで。香港代表も。香港からの14名の巡礼者との交流会は有意義だった。引率の神父様の提案で情報交換から始まった。香港のカトリック人口は33万人で、毎年2800人もの大人の受洗者があるという。神父さんの小教区だけで、5,60名というから驚く。教会学校の子供たちも100人ほどもいて、ザビエルの10倍。

日本で信者になる人が少ない理由は何かと聞かれて困った。同席していた信者でない引率の青年に質問を振った。「日本の家庭はもともと宗教的で、お盆の頃にはどの家庭でも祝うわけでそれ以上のことを求めようとはしない。」そんな風なことを話してくれた。本人は、留学先で教会に行き、何度か聖体拝領もしたそうで、「だからご聖体とかに違和感はありません」ダッテ。今も聖書を読んだりしているが洗礼を受けたいとは思わないらしい。典型的な日本人?お別れに、香港のザビエル賛歌を歌ってくれた。

ミニ講演とミサと交流会。盛りだくさんでなんだか疲れた。

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