毎朝、ネットでニュースを読むことを覚えた話は前に書いたと思うが、今朝の毎日一面トップには驚いた。思わずカトリック新聞ではないかと思ったほどだ。マザー・テレサの写真が目に飛び込んできたからだ。写真の下には「二つ目の奇跡認定」とあって、本文見出しは“マザーテレサ、最高位「聖人」に列せられる見通し”。
「脳腫瘍のブラジル人男性の家族が2008年、マザー・テレサに祈ったところ、男性が回復したのが「奇跡」とされた。列聖式の日程は来年9月4日が有力視されているという」(本文)。
ちなみに最初の奇跡については、「マザー・テレサを巡っては死後1年に、腹部腫瘍に苦しむインド人女性と、看護していた修道女らがマザー・テレサに願をかけたところ、完治したとされる。これが一つ目の「奇跡」と認められ、03年に法王ヨハネ・パウロ2世(当時)から聖人に次ぐ「福者」に列せられた」(本文)とあって、何故か「祈ったところ」が「願をかけたところ」という表現に変わっていて、いかにも日本人的表現がおかしかった。
CNNに朝日、読売、いずれも取り上げてないのに毎日だけというのが面白いと思った。“カトリック系新聞によると”とあったので、昨日届いたカトリック新聞を開いたがそんな記事はなかった。毎日がどこの新聞から取ったのかは定かではないが、少なくとも19日(今日)付のUCANEWSには同じ内容の記事があった。それによると列聖式は、マザー・テレサ帰天の日の来年9月5日(月)になる見通しだという。
「そのニュース、ホントにうれしいです。神の愛の宣教者会のシスターたちもみんな大喜びです。神に感謝です。」喜びに沸く姿が伝わってきた。インドの人々はもちろん故郷マケドニアでもどんなに喜んでいることか。おめでとう!
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