「…わたしたち司教は、ペトロの後継者としてのつながりを通して、霊的に強い絆で結ばれた兄弟として与えられた司牧地で神の民のために働いています。どうぞ、わたしたち司教に、復興支援のための協力要請を遠慮なくしてください。わたしたち司教は、自教区に起こった災害という思いで、できる限りの協力をしていきたいと考えております。…」
今日配信されたカトリック司教協議会会長岡田大司教さんから福岡の司教さんに送られた励ましの言葉。「忘れない」を合言葉に、未だに東日本大震災被災地への復興支援を続けている日本カトリック教会を代表する大司教として兄弟愛に満ちた連帯の表明だ。鹿児島教区としてもどんなことができるかと考えていたところだ。種子島教会では、ミサの中で共同祈願が捧げられ、献金を熊本の被災地に送るということだったが、取りあえずはそういうことから始めることになる。各小教区でもどんなことができるか話し合って欲しい。
それにしても、山と積まれた救援物資が現場に届けられていない現状はもどかしい。人手不足のためもあるとは思うが、どうやら、市か区かという行政上の問題でもあるらしい。突然のことで命令系統が混乱しているのかもしれない。
こうして書いている間にも震度5強の地震。しかも九州全域を揺るがし、鹿児島も震度3。グラグラを感じた。海の向こうのエクアドルでも大地震。地球全体が五体バラバラ?誰かこのナマズを釣り上げてはくれないものか。
今日は一日、久しぶりに予定〇で読書ざんまい。「烏の教科書」講談社文庫に「あの日小保方春子」講談社。とくに後者は、若い有能な女性科学者がいつの間にか悪者にされた苦悩が吐露されていて、被災地の現状を見るような暗澹とした気持ちになった。
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