3年に一度の開催を申し合わせて長崎教会管区司祭集会終了

要望集会だったとは!

三回にわたる分団会の結果が各自の手元に届いた。タイトルを見て驚いた。「司教団への要望」となっていたからだ。内容を見れば「そういうことになるのかなあ」と思ったが、丸投げされた感じで少し不満。それでも、①教区再編②教区間の司祭の交流③管区としての取組みの3点について熱い議論が交わされたことが分かった。

細分化の真意は?

教区再編の問題はナイス1でも取り上げられた古くて新しい問題。「100万を超すソウル教区のことを考えると50万しかいない日本に16もの教区があるのは変。バチカンの真意はわからないが、恐らく、細分化することで宣教が活性化するという思いがあったのではないか。」大司教さんの真意はというと、「信者は減る一方なのでバチカンのははずれた。そろそろ見直しては?」という問題提起かと。具体的な再編案もいくつか出されたので、前向きの議論もなされたようだが、「各教区にはそれよりやるべきことは他にあるでしょう」というのが大方の感想のようだった。

交流大好き

教区間の司祭の交流という2番目の問題は1番活発だったようだ。スポーツ交流は極めてトレンディーな話題で長崎を中心に進められた他教区間のソフトボール大会は広島教区をも巻き込んだ西日本大会に発展している。中には、「年齢にあったスポーツ交流を」との提案もあった。3教区合同黙想会も高い評価を受けたが、「教区を超えた人事交流」にも前向きな反応が大半だった。3番目の管区としての取組みに関しては、現在も機能している東北震災復興支援担当者会議を充実させることで、たんに災害でなくDVなどの社会問題にも対応できるようにすることに。

次回は2019年Xデー

長崎教会管区で働く司祭は約300人だということだったが、参加者は半数弱の130名。3年に一度の開催を申し合わせ、「次回2019年にはもっと多くの参加を目指そう」との事務局からの呼びかけに拍手でこたえた。10時のミサをもって熱く燃えた長崎教会管区司祭集会は終わった。集うことの醍醐味を満喫した多忙な司祭たちのひと時の息抜きになったにちがいない。

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