腹の底から叫ぶ子もいてさすがにイエローカード
「チョットチョット、男の子たち来なさい!」たまらず、外に出て厳重注意。「園長先生はオシゴトしていますがとても邪魔になります。お隣の皆さんもうるさいと思っているはずです。」効き目があろうはずもないのだが、さっきより少しまし。
さてと、小教区報の原稿も出来たことだし、バクン紀行の続きを書くとしよう。
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手前右上に司教館。この坂を下ったところにアバスセンター。
翌日、午後に神父さんが帰ってきた。弟の結婚式でマニラに行っていたため遅くなったと謝りながら、同行できるのはとても嬉しいと喜んでくれた。丁寧な分かりやすい英語を話すので安心した。
童顔ではにかむような笑顔はいかにも育ちの良さを感じさせる。叙階3年目というのにおっとりと落ち着いた雰囲気は父親がマルコス派の国会議員という恵まれた家庭環境のせいなのかもしれない。純粋で質素なため司教館の司祭たちは
「彼はフランシスカン」といって笑った。父親に経済的援助を一切願わないとも聞いた。確かに、素朴さと人の良さを体いっぱいに感じさせる。これもまたフランシスカンと呼ばれるゆえんか。16日はこうして暮れた。(続く)*写真はトリップアドバイザー提供。
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バギオではなく数日前の指宿の朝焼け
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