新都市イルサン
韓国の力強さは一体なんなのか。投宿したホテルの窓越しに見えるのは50階ほどもある15棟もの高層ビルの建築が同時進行中。ソウルの人口増のため新しく開発された町でイルサン(一山)新都市という。人口100万。いわゆる、ソウルのベッドタウン。フランシスコ神父さんのワンルームマンションもこの町にある。ジョギングコースが整備された美しい大池公園もあって大変豊かな町。毎年世界花博が開催されるという国際都市で韓国発展を象徴する町だ。
フランシスコ通訳デビュー
10時過ぎ墓地に移動、11時のミサに備えた。昨日の悪天候も収まり予報通りの穏やかな曇り。絶好の墓地での追悼ミサ日和となった。100名ほどの司祭とその3倍ほどの信徒たちが黒い日よけテントの下でボニファチオ司教様のため熱い祈りを捧げた。聖体拝領後の祈りの後で、鹿児島からの6名が紹介され、一言の挨拶はフランシスコ神父さんが通訳して喝采を浴びた。ゆっくりわかりやすい言葉で話したのでよどみなく通訳していた。ミサ後、みんなから賞賛の言葉があったと聞いて安心した。
快適地下鉄
お昼の中華料理は信者さんのおもてなし。中華料理なのにやはりアルコールなし。3時過ぎ、地下鉄でソウルに移動。山手線よりも広い車両で、しかも放送なしで静か。ここにも日本が学ぶべき成熟社会の一面を見たように思った。スマホとにらめっこは日本と同じ光景。1時間余りの長旅。長いこと阿久根で歯科医院を開業していた李さん親子が出口で待ったいてくれた。
大陸的間取りと日本の家
先ずは、高校生の頃からの馴染み娘ナミちゃん宅でお茶。12階にある自宅は80坪もあり、広々としたリビングを通ってそれぞれが各自の部屋に行くという間取りになっている。韓国人神学生たち(今は全員司祭)のお世話役フィリッポさんのマンションも同じ間取りだったので、大小の違いはあれ、こうした間取りが一般的らしい。土地の狭い日本では仕方のないことかもしれないが、こまごまとした間取りが一般的で狭苦しい。大陸的で開放的な文化と身を隠そうとする間仕切り文化の違いと言えるかも知れない。泊まったのは一回り小振りなご両親のマンションだったが、やはり、同じような間取りになっていた。
斬新さと発展と
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