一つ網の中
「国際電気通信連合」というのをご存じだろうか。国連専門機関の一つだということを今朝配信のニュースで知った。それによると、世界のインターネット利用者数は今年末までに約39億人に達するという。世界総人口の51.2%にあたるというが、それでも世界各地で、大勢の人々がデジタル経済の恩恵を受けることができないでいる。それで、同機関は「デジタル革命がネットを利用できない人を誰一人残さないように」と呼びかけているという。「だれ一人残さないように。」福音的発想に思わず「いいね!」をした。ちなみに、先進諸国のネット利用者は80.9%。発展途上国は45.3%。思わず目を見張ったのは、次の事実だ。「世界総人口のほぼ全体にあたる96%は現在、携帯電話のサービス圏内で生活しており、90%は第3世代(3G)以上の通信網でネットにアクセスできる状態にある。」
ボクが引っかかった
ふるさとの教会に赴任したのは20年程前。当時、日本のネット普及率は30%。そんな中で、深夜にネットサーフィンを楽しむ若者が500万いると言われていた。当時はネットに関する知識はゼロだったが、「ウェブ=蜘蛛の巣➡引っかかる」、そんなイメージからこの若者たちにみことばの網をかけたいと思いたち、帰省中の姪に作ってもらったのが始まり。それ以後は、逆にボク自身が引っかかってしまって今に至っている。ちなみに、アフリカでは、この10年余りの間にネット人口は10倍を超す勢いだという。こうなると、好むと好まざるとにかかわらず、もうネットから逃れられない。とくに、宣教に従事する教会人、とくにアナログ志向の強い司祭集団には回心が求められている。
B,Cさんたち、仕上り上々
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