幻の坊がつる

えびの高原のミヤマキリシマ。すでに見ごろを過ぎていた。人みな花に 酔うときも 残雪恋し 山に入り…。坊がつる賛歌の歌いだしだ。「坊がつるにミヤマキリシマを見に行こう。」友人夫婦と2泊3日の旅を計画したのは1か月前。先週思いがけない電話に驚いた。投宿予定のホテルからの情報で、「毛虫が大量発生して花見どころではない」という。毎日口ずさんでいた坊がつるに坊がつるへの思いがつのっていたというのに。

仕方がないので、急きょ予定を変更して、友人宅での一泊となった。しかし、そこでも意外なことが待っていた。「去年お会いしてから教会に行くようになりました。」招待された友人のお友達の思いがけない告白に、「つまり、信者さん?」「幼児洗礼です。」坊がつるは幻と消えたが、思いがけない信徒発見に歓喜した。

そして、明けての今朝、大雨警報の中、えびのに向かった。思ったほどの降りではなかったが、山々厚い雨雲にすっぽり覆われて行く手を阻むかのよう。しかし、心配された霧の深さもそれほどではなく、わりとスムーズに高原についた。はたして、ミヤマキリシマは?

期待は大きく裏切られた。見ごろはとうに過ぎていたのだ。それでも、なんとか遅咲きの花に出会えたものの、ミヤマキリシマ独特の紫がかった美しさには程遠かった。一同、来年こそは早めの計画をと、痛感しきり。帰りの車中ではみんなで坊がつる賛歌を歌った。

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☆神に仕える身でありながら、カミガミ(紙々)の要らない世界を標榜する人間の一人として、電子メディアに自分の思いを綴ることは大きな喜びです☆本を書かない代わりにここでいろんなことを書いてみたい。

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