アジア会議最終日

各自にお祝いの時にかぶる帽子がプレゼントされた。 それでも!Blog

ミサの始まり。遠足翌日の昨日は1週間の振り返りとチャッレンジを再確認して、またも例のエイエイオー。代表が”One couples ! One parish(小教区)! One diocese(教区)!One nation(国)! All of nations!”と叫ぶと同じように拳を上げて”Yes”とその都度やはり大きな声で答える。実は、MEには”世界を変える”という壮大な夢があるのだ。

で、この、合言葉のような掛け合いはそもそもが、「行って、すべての人を弟子にしなさい」という今回の養成プログラムを担当した司祭とのやりとりが始まり。「後で、と言わずに今すぐ始めよう!Yes?」弾かれたように拳を上げて一斉に「Yes!」。その後何度もやるようになったワケ。

ボクとしては、選挙運動の出陣式のようでもあるし、かつての営業マンの研修会のようでもあるのでイマイチ馴染まないものがある。この手に乗らないのが日本をはじめ韓国、台湾、中国。1番乗るのがインド系。ア、そういうことはともかくとして、福音宣教は身近な1組の夫婦からというのは大事にしたい。それにしても、気勢をあげるオールバリMEによるダンス。ようになったME。30年余り携わってきた者としてはまさに隔世の感、大。気勢が奇声に終わらないことを願うばかりだ。

3時半過ぎ閉会ミサの会場となるホテルに移動。信者のホテルらしく大きなホールの壁には十字架が掛けてあった。信者といえばほとんどがカトリックという地域もあると聞いて驚いた。ともあれ、そんなカトリックが元気な近隣教区から100組もの夫婦たちが参集していた。そういえば、代表がグラフで比較しながら自慢していたが、加盟12ヶ国中、参加者が増えているのは唯一インドネシアだけ。その力強い成長を目の当たりにした光景だった。

会食後は各国からの出し物。ふるさと奄美の6調をみんなで踊ることに。代表のアキヒコさんの短い説明と招きの後、下手ながらサンシンのリズムに乗って手足を動かしたと思ったらたらたちまちステージが人で溢れた。予感は的中。それなりに楽しかったが、暴力的な大音響にはホトホト参った。

どこの国にもヨシモトはいた。しかし英語を駆使したハイレベル。彩り豊かな衣装で登場した掛け合い漫才のようなコミカルなやりとりで、今日のイベントの意味やインドネシアにおけるMEの歴史を語った2人はMEのメンバーでもなければ信者でもなく、なんとヒンズー教徒。しかも、来年はスリランカで開催されることまで調べてあって驚いたが、やはりプロの芸人だった。英語と現地の言葉で聴衆を魅了した。

ホテル帰着は10時半でも締めくくりの祈りを忘れないのが今のアジア代表。11時就寝。今日は1日ホテルで休養。

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